ベルイマン「野いちご」を再び見て・・・。 |
支度して外に出たら
雪が降ってきたので、家に戻った。
今日は、牛肉のすき焼き風を作ろうと思っていたが
雪じゃー買い物に行けない。
仕方がないのでメニュー変更、
冷凍のししゃもを焼いて、
後は残っている鶏肉をから揚げにし、
冷蔵の残り野菜を使ってけんちん汁を作ることにした。
牛蒡とサトイモの下処理をして、
白菜と大根とキャベツを圧力鍋で処理し
にんじんとダシを加えてごとごと煮ながら、
BSをつけたら、なんと
ベルイマンの「野いちご」が放映されている。
途中からだが、やっぱり見たい!
今日はどうせ動けないからと
寝転がりながら見ました。
若いときに見たより
ずーっと共感しぱなしで、
そうだ、そうだ
そういうもんだと自分に言いながら
感動して見終えました。
やはりステキでした。
先日「「八月の鯨」をご紹介しましたが、
それと同様の深い感慨が湧いてきます。
人生は過ちと挫折だらけですが
それでも
人は生きながら
熟していく・・・。
ものの道理が見えてくるもんです、
聡明な人間ならね。
いま読んでいる本の中に”道元”が晩年に読んだ句が
あり、コレモえらく感慨深いものがあったので
ご紹介します。
『 世の中は 何にたとへんみずとりの、
はしふる露にやどるつきかげ 』
・はしは嘴とかけてあります。
枯れていく道元を感じます。
朝食の時テレビをみていたら、
沖縄の普天間基地のことで
政治が右往左往していることを
やってました。
民主党が数が足りなかろうが、孤立しようが
何があっても、その正しいと思うところを
貫いてゆく自信と「覚悟」が無いため
社民や国民新党の顔色伺いをしている様は
自立できず、
自己基盤もない
劣化した人間そのものです。
また現実をしらない未熟な人間が
きれい事ばかりで、
絵に描いた餅ばかりを
国民に食わせようとする。
自民党だって
ふるーい、封建時代の組織感覚から抜けず、
もう時代遅れの死に体なのに
それにすら気づかない。
こういう愚人の群れを見ながら
それも反面教師で
どこかに聡明なる次世代の若者は
居るのでしょうか・・・?
私一人が苛付いてもと
思いますが、
困ったモンデス。