平和の一本道! |
人間が自分のことしか
解らない・・・ということに尽きると、
前にも書きましたが、
多くの人々が
他人も自分と似ているような
錯覚をもっていて
そういう意識の窓から
外界をのぞくから・・・
困ったことになる。
先ほど外出の車内で
テレビを聞いていたら、
アメリカの銃に対する認識は
日本人には理解できないくらいの
遠さがある。
ホントか嘘か知らないけど
アメリカの銃規制に反対する人々の
一番の目の敵は
なんとこの日本の平和で、
日本人が銃を持たずに
平和に暮らせる・・と云うことが
気に入らず、,
彼らは、日本は警察治安国家で
国民の生活データーすべてを
警察が握っていると吹聴している…そうだ??
昨日もちょっとだけ
タケシのTVタックルを見ていたら、
田母神とかいう
暴力装置?・・・笑!のもと親玉だったオッサンが出てきて
日本も核装備しないと
外交上の発言権がない・・・とヌカシテいた。
銃を持つことが
銃からの防衛になるという
アメリカ人と同じ発想法で、
ああー
いかにも軍人のカチンカチンの頭を
感じる。
逆だよ!
核も
銃もなくても
平和に暮らせるお手本として
何を
どう
努力すかを
日本はこれから
考え、実現化していかないと。
中国や
北朝鮮が
日本の領土を侵犯し
核をぶち込んでくるかもしれない・・・という
仮想の敵をめぐらす
これは
恐ろしいねえ!
そういう風に
世界を仮想敵化した軍部に
に踊らされて
あの第二次世界大戦が
あったんじゃーないの!
よくよく考えてごらんよ、
中国の歴史は
常に周辺の民族から
出入りの激しい侵略をうけてきた国で、
近代ではイギリスからアヘン戦争でやられ
その次は日本やロシアに国土を荒らされ、
共産党で解放されるかとおもったら
逆に強権が発動され
密告社会で言論の自由を奪われ
そしてやっと民衆がヤレヤレというところでしょうヨ。でも
生活の格差や地方の疲弊やまた
多民族どうしのなかに内包する敵対感情や
地下にくずぶっている内乱の危機など
まだまだ自分たちのことで
手一杯でしょうよ。
一つの国がやっと成熟へと
踏み出したんだけど
まだまだ時間がかると
思うよ。
年末からみたNHKの「坂の上の雲」では
中国という国の領土の上で
日本とロシアが戦争をしていて、
こういう、
ヒトの国へまできて
戦争をしてる、日本とロシアを
中国人にはどう見えたのかネー?
先日ある中国通の人に聞いたら
日本の先進技術に追いつくにはあと、
2,30年はかかるんじゃーないの?と
言ってました。何しろ
なんでも表面だけは
張りぼてで繕う国だから、
実体は
まだまだ遅れている・・とも
言ってました。
ただ
私は
じゃあー日本人は
どれだけ中国のことを理解しているの?と
聞きたい。
賃金が安いとか
経営がしやすいとか
すべて
こちらの都合で中国に生産現場をうつしたのは
どこの誰だい!と言いたい。
中国にしろ他の国にしろ
そこにある文化や文明を
どれだけ大切に処してきたの・・?
日本(自分たち)の側からばかり
それを押し付けてキテナイ?
中国という国が
自国の民をどのように育て
養い、水準の高い平和な文化を作っていくことに
日本人が手を差し伸べてこそ
肝胆照らしあうことが
できるよね。
どんな国に対しても
同じだと私は思う。
日本は
平和ボケかもしれないけれど
武器を持たず
驚異的な平和を続けてきたことこそ、
最大の武器で
アメリカに守ってもらった?かもしれんけれど
軍事より経済にシフトして
戦後65年、科学技術や先端技術に磨きをかけ
私からすれば信じられないほどのユタカな
国になった。
国のすみずみまで
平和を希求する国民に
満たされているという
この素晴らしい国を
誇りとして
お手本として
さらに
遅れている国々を
どうしたら
その国々が
自立し
自国の民を
平和を持って
養いうるか・・の
一本道を
究め尽しながら
進んだらいいと
思うよ!
北朝鮮だって
飢えた人々を
助けてあげたら
いいと
思いますけど・・・。
我コレクションより
狐じゃありません、
ウサギが魚を持っている人形です。
坂の上では、軍人たちを英雄視しがちな司馬遼太郎の視点にちょっと辟易してしまいましたが、お隣の朝鮮や中国が蹂躙されるのを横目で見ていたあのときの日本にはいったいどういう道があったのか。そんなことを考えるとてもいいきっかけになりました。
銃規制反対については、Mムーア監督の『ボウリング・フォー・コロンバイン』という映画はご覧になられましたか?
私は以前、アメリカ人はいったい何を恐れているのかまったく理解できませんでしたが、これを観て多くのことに納得できたような気がしました。
denshinbashiraさんにとってはご理解されている内容とは思いますが、もしご覧でないようでしたらドキュメントとしても大変面白いのでお薦めいたします。