嫉妬がおきてきたら! |
書いてみましょうか。
私も考えながらね。
実はつい最近私も或る妄想にかられて
インナーチャイルドの嫉妬にとりこまれて
約一日・・・イライラしました・・・笑!
まあ、妄想なんだけどね、
嫉妬ってすごい威力を持つから
その妄想がばかげていると、
いくらアダルト(理性)が
説得しても、
なかなか消えないから
苦しいねえ。
私の嫉妬が
一日経って消えたのは、
1、それが妄想だと自分の心の奥底では
うすうす気づいていた・・・ということ苦笑!
2、嫉妬の相手は、自分よりはるかにダメ女だと
理性では確認できていたこと。
3、その嫉妬を引き起こす原因の人間に対しては
かなり以前からその人間に対する執着を捨てると
自分が決心していたこと。
などから
こういうことに惑わされて
エネルギーを使うのは
あほらしいなーという
実感が湧いてきたこと。
まあそれとね、
歳をかさねてきているから
世のなかのことはだいたい
見当がつくからですね。
でもそれでも嫉妬がおきたのは、
そのはるかに私よりダメ女な彼女は、男に取り入るのが
うまい!
口先で人を丸め込む天才だからです。
やな女なんですよ。
でも
そういう才能はすごい!
そして
男は
こういう女にいともかんたんに
引っかかる!
現に
対象の男もあやうく、うかうかとひっかけられそうに
なったからねえー、
アホかっ!
まあ
それはそれとして
嫉妬にもいろいろあるけれど
嫉妬の裏には
自分が正当に扱われていないという
嘆きがあります。
それが強くなると
敗北感や
喪失感や
無力感が募り
それが裏返って
すごいエネルギーを出して反撃したいという
欲求(怒り)に乗っ取られていきます。
そうなると
たいへんだねえ・・・苦しいねえ。
理屈的には
・自分の価値を認めようとか、
・相手と張り合うのをやめようとか
・自分の所有欲や支配欲を捨てるとか
一般的なカウンセリング理論はあるけれど
私の経験からいうと
そういうことは
分かっていても
嫉妬の炎は燃え上がる!
私はね、
嫉妬というのも生命エネルギーだと思います。
特に女性はどうしても子孫を残さなければ
ならないから、
そのためには、
相手に競り勝って
異性を獲得しなければならない。
だからそのために
命がけのように
エネルギーが燃え上がる!
生きるうえでの
大切な
燃料ホルモンでもあるんですね。
人間は誰でも嫉妬するもんです。
だから、嫉妬する自分を
嫌だとか
恥ずかしいとか
思う必要は
ありません。
でもね
そのことが
自分の滅びにならないように
しなければならない。
では
嫉妬に狂った自分を
どうしたら
コントロール(おさめる)することができるか。
一つは
・嫉妬は滅びにツナガル・・ヨという自覚を
持つことですね。
もう一つは
・嫉妬している相手のほんとうの姿を
見極めること。
嫉妬していると、もう
理性が利かなくなって
相手が、自分より格段に優れているとか
自分よりはるかに他人に受け入れられているとか、
相手を過大に膨張させて
過剰評価したりしているもので、
頭に血がのぼっているがゆえに
そのことにも気づかない、いや
気づけない!
そういう時
私は自分が歳をとっているせいもあるが
はたしてそうだろうか・・・と
自分に対して疑問をいれます。
それほど
相手は自分より
優れているのだろうか、
しかし
優れている
或いは
その人間がちゃんと
自分の価値を認めている人間だったら
きっと気持ちのいい人間で
私は嫉妬なんか
起きないだろう・・・と
思うのですよ。
自分の価値を知っている人間は
精神的余裕がありますから
信頼でき
気持ちのいい人間です。
決してこちらの領域を
おかしてなどこない。
接していて
不快感や
危機感など
おきてきません。
どこか
姑息だったり
ズルだったり
他人には見えていないが
自分の目には相手の卑怯さが見えていて
自分と対等に対峙できない相手だからこそ
敵意や
反感や
危機感が
生まれて来るのです。
つまり
無意識のところでは
相手をちゃんと
見抜いている。
そういう危機感が
あるのです。
でもね
少し冷静になってみてみると
そういうひとは
もしかしたら
自分より気の毒な人かもしれない。
自分よりあるぶん一生懸命にガンバっているけど
そう頑張らずにはいられない
その人間の心の空洞があるかもしれない・・などと
だんだん相手が見えてくるとねえー。
膨張、拡大して見えていた相手が
どんどん小さく、
貧相になって、
自分の妄想がとけて、
もしかしたら
この人わたしより
ずーっと不幸かもしれない・・・と。
そしてついには
”あんたもガンバリやー”
と
思えてきます。
まあ
嫉妬とは自分の中の劣等感と
優越感が綱引きをするんですね。
だから
自分の優越を取り戻したら
消えていきます。
人間の心の綾だねえー。
自分の中が自分で
満たされてはじめたら
もう安心ですね。
自分が
自分を取戻し
自分の座に
デンと
座れてきます。
さいごに
嫉妬という人間の原理的な感情に
振り回されないようにするために
嫉妬がふっとよぎったら
朝(夕)の祈りのノートに
『神さま、
私の心から嫉妬の感情を取り除いてください』
と書くのもいいですよ。
その嫉妬の感情が収まるまでね。
そうして自己暗示しながら
超えていく。
もうひとつ
独り言で、自分に対して
「嫉妬しているアンタも
いいかげんしなさい!」
と
声を出して自分に喝をいれるのも
おすすめです。
大変だけれど
ほんとに
人間はたいへんだけれど
そういう
もんです。
私は怒りが僕を奮い立たせる燃焼ホルモン?のような気がしますが、変でしょうか??
連れ合いによく、攻撃的と言われます。
攻撃するより、嫉妬してるほうが楽な気がするんだけど......変なコメントでスミマセン(汗)
とても健康的です。怒りも嫉妬もその裏には存在をディスカウントされた自分の無力感や不安ががありますが、それを怒りのエネルギーの点火して外に出すことで、しっかりと自尊の意識を保てますが
それができないと怒りをもっと内向させ嫉妬や呪いという
念になっていきます。そこには人間の攻撃エネルギーに対する間違った思い込みと抑圧があり、それが逆に人間の心を蝕んでいく原因でも
あります。明日はせっかくですから、怒りと嫉妬の違い書こうと思います。ほんとうにイキイキと生きてもらうために、間違った思い込みから解放されるためにそのメカニズムについて書いてみようと思います。