感情をどう扱うか! |
中国出帳へと出かけましたので、
私も元気に東京で遊んできました・・・笑!
そのことはもうひとつのブログ
「伝心柱マガジン」に書くとして、
今日は感情をどういう風に扱うか・・・ということを
考えながら
書いてみます。
以前のブログでも書きましたが
感情は私たちのエネルギーですから
体内を淡々と循環していればいいのですが
それは様々に汚れがが来て
澱がたまります。
以前曽野綾子さんが
絶妙なる表現したように
感情≒下水・・・ですから
その排水溝が必要です。
時に怒りや
絶望となる感情は
それが高じていくと
自分の無力感へとどんどん沈殿して
鬱へ鬱へとなりさらに自分を抑圧していきます。
感情がまだ
”怒り”の中に或るうちに
じょうずに排水してあげることが大切です。
怒りがまだ小さいちに
排水してあげることです。
そして
怒りを外に出したあとは
そのままにして
振り返ったり
反省したり
後悔したりして
いじくらないこと。
もっとひどい人は
自己嫌悪に
なる。
でもね
よーく考えてほしいのですが、
自分の行為、行動に責任を持つなら
すでに発してしまった怒りに対しても
責任を持つべきでしょう・・・。
怒りを発した後で
反省したり
後悔したり
自己嫌悪なんて
その責任から
逃れようとする
自分への弁明に過ぎず
甘えです。
もし怒りを発したことで
相手に
「不当」な事や
ぬれぎぬだったら
それが判明した時点で
「ごめんさい」と率直に謝れば
いいです。
そして少し激しすぎた怒りの表現でも
それが
自分の真実なら
いさぎよく
激しいひとだなーとか
嫌な人だなー・・・と
他人から
思われたらいいでしょ。
だって
もう怒りは発してしまったんだから
消せません。
でもね
ちいさな怒りを
ため込み、
抑え込んで
我慢ばかりしていると
その溜めこんだ怒りが
大きな腫瘍≒癌になって
今度は反対にそのひとの心と体を
乗っ取っていきます。
ため込んだ怒りは
いつの間にか
とんでもない
被害妄想に転化してしまい、
針の穴ほどの怒りなのに
必要以上に激しい怒りのように
おもって
自分を刺激して
感情がおさまらなくなります。
だから
ため込まないで
下水のように
排水してしまう事です。
もともと怒りの深層には
自分の存在が不安定になる
『不安』や
『無力感』が
原因ですから、
ほんとうは
怒りがきたら
ちょっと
深呼吸して
ああー自分が不安になっているのだなーとか
必要以上に
深刻に考えていない?と
感情を突きはなして
よーくその原因をみてあげると
いいですねー。
つまり
自分に対して
やさしい目を
向けることです。
そして今日、私が一番書いておきたいこと。
それは自分が感情的に相手に向き合うと
相手も感情的に反応してくる…ということです。
それは本能的なというか
動物的な反応の
レベルで
お互いの本能を刺激する電気というか
エネルギーが
瞬間的に行きあいますから、
その内容がどうのこうと…という前に
動物的
戦闘的・・・笑!・・・構えが
出来てしまうのですね。
自分についた感情の高ぶりの炎が
たとえそれが
マッチの火ほど
線香花火ほどの
ちいさな火でも
相手の心を
瞬間的に
発火させてしまいます。
その時自分の怒りが
ほんとうは
自分の不安に対しての動揺で
その不安を解消、解決してほしい・・・とい願いなのに
相手の感情ばかりを刺激してしまい
”ほんとう”の事が伝えられずに
結局は
喧嘩を
吹っかけた状態になってしまう、
あるいは
しまった・・・・。
これは
解決になりませんね。
自分の不安や無力感は
ちっとも
拭い去れないまま
不毛な人間関係だけが
残ります。
自分のなかに
ちょっと厄介な感情が起きたとき
ふーっと深呼吸して
まず
時分に聴いてみる。
自分のどういう不安や
無力感が
そこにあるの?・・・・と。
そうして
次に冷静に考える。
それを解決するには
どうしたらいいか・・。
相手に理解してもらうには
どうしたらいいか、
どういう表現がいいか・・。
その時
相手をよく観察すること。
もし相手が他者の痛みを
ちゃんとうけとめられる人なら
自分の率直なことばでつたえましょう。
それは心を開いて相手と
率直に向き合うことですから
関係はどんどん良くなっていくでしょう。
テレビのCMのように
ごめね・・・。そして
こちらも
気づかずにいて
ごめんね!の
信頼・・・・です。
しかし
相手が感情的な人で
逆上しそうなひとなら
そのひとも
実は不安の種を抱え込んで生きている人ですから
もしかしたら
内容がどうであれ
感情を刺激した途端に
小競り合いになると
思いますから
そのひとと
小競り合いをしても
或いは
関係がぎくしゃくしても
いい・・・・なら
伝えるけど
それほど大切な相手でもなく
エネルギーの交換をするつもりはないなら
潔く相手を
捨てちゃうことですね。
そして代わりに
新聞紙で椅子を叩くか
その辺のなにかを
蹴っ飛ばして
エネルギーを
発散させてください。
感情を内向させて溜めないこと。
感情を発しても
そのあとで
それをいじくらないこと。
感情の奥にある自分の不安や、無力感に
きづくこと。
そして冷静に相手を観察すること。
最後に
どうぞ
いつも生き生きと感情に溢れ
笑ったり
泣いたり
怒ったり
それが人間で
それが
生きてる証しだと
おもってください!
もう一つブログを始めました。
『伝心柱マガジン』といい、ます。
こちらはもっとライトで楽しいブログです!
良かったら見てください!
怒りんぼのくせに、人にどう思われたかが気になる。。。なんて私は我儘なんでしょう。
自分を見つめながら、相手を見つめながら、捨てることも必要なこと、とわかっていても何かがおこればウジウジとしている自分が居ます。
もっと、潔く、生きていこう。と、思います。
言ったら言いっぱなし!
以前書いてたhashiraさんの言葉、忘れられなかった。
ここ数ヶ月、職場で相手を泣かすほど何度も罵倒した。
許せなかった。
今から思えばくだらないこと。
謝ったり謝らなかったり。
謝っても謝らなくても
反省、後悔、自己嫌悪。。。
でも...それが責任を逃げること。
ああそうだ、ほんとにそう思う。
嫌な奴、幼稚な奴、馬鹿な奴。。。
そう思われてそれでいいのに。
それで全然かまわないのに!!!
人は嫌われて、うとまれる権利だってあるんだ!
それでも生きてていいんだ。
ねえ、hashiraさん、
私、やっと人間として生きてる気がするの、
笑ったり泣いたり怒ったり
何でも出てくる、出せる、人に。
私、火中のクリ、拾ったんだ。
すごい怖かったのに。
もう自分の足でGOしてた。
「あの人ならきっと笑うさ、
信じてる人、よく笑う人、
ボクのしたコトをユーモアにしてくれる」
キヨシロー唄ってた。
そんな人になりたい、なる!
hashiraさん、ありがとう。