硝子いちまい向こうに! |
顔にでますので
たぶん占い師とか手相見とかのその道のプロ達は
お客の顔からいろんなことを
読み取っていると
思う。
※しかしその内面と言っても
大雑把につかめもので
誰もが読み取れる
悲しそうだなーとか
苦しそうだなーとか
気難しそうだなーとかいう程度の事で
その人間の心の内容などは
誰も読み取れません。
私自身もテレビなどを見ながら
なんとなく
タレントたちの内面を読み取っている自分があり
中でも
我が強そうな人を見るたびに
私もこんな風な顔になっていないかしらと
心配になる。
そしてもうひとつ
気になるのは
多くの人間の眼の奥に見える
”憎しみ”と
”あきらめ”で
しかしこの二つを持っているひとのほうが
不思議に優れた仕事を
している。
もう数か月も前で
昨年のなにかの番組で
ある女性作家の目の奥に
たぎる様な憎しみを見た。
ああー
この人は人間を憎んでいるなーと
思いながら
私自身の目に
こういう憎しみがないだろうかと
自分の心を掘り下げてみた。
ありましたねえー。
彼女ほどではないけれど
憎しみと悲しみが。
それは自分が
受け入れてもらえなかった時の
傷痕で
いまだに癒えてないものが
あるのですね。
それは
誰か特定の人を憎むというのではなく
”人間”に対する憎しみと
悲しみだったです。
以来私は
どうしても
この憎しみと
悲しみを
取りたい。
取ってもっと心を
平穏にしたいと
毎日
朝夕の祈りのノートに
「私の中の憎しみを
取り除いてください。」と
書き続けました。
さあ
私はずいぶん楽になりました。
すべてとれたとは
言いませんが
以前のように
人間に対する拒否感や
絶望感は
格段に反応しなくなりました。
私の顔は
すこし
柔和になっただろか・・・・。
憎しみも
悲しみも
ちょっとだけ
硝子いちまいほど
向こうに
おいて
ながめられたら
いいなあー!
このところ
どんどん
ことばが湧いてきてしまうので
書いてます。