シリーズ”風のエッセイ” 自分をどう変えるか・・? |
”自分が変わる”とは
自分が
どう変わればいいかというと
ひとことでいうと
自分が”強くなる”ことです。
私がカウンセリングをする場合の
目的は
相談者の自我(気)が強くなり
強くなると
自分の手で大概の事を
”解決できる”ように
なるからです。
※気が強くなると言っても
負けん気が強くなるのでは
ありませんよ。
負けん気というのは
コンプレックスの裏返しですからね。
相談者がなぜ弱いかというと
その生育の中で
自我が挫かれ
たくさんの不安や怯えを
せおいこんでいるために
もともと本来的に備わっている
生命エネルギーが委縮し
自分を信頼できず
そこに
他者依存や甘えが生まれて
いつも
自分が不在で
生きているからですぞ!
自分が気が強くなり
感情が安定し
自分に関すること”すべて”に
自分が采配をふるい
或いは
”仕切れる”ようになれば
たいがいの事は
自分で解決できます。
それには
まず、
自分が自分の思い通りに生きているかの
検証が必要です。
つまりこれまで自分は
どんなふうに生きてきたかを
洗い直し
分析する必要があるでしょう!
そしてもうひとつは
自分を弱気にさせているもの
不安にさせているもの
或いは
いつも自分をびびらせ、
挫かせて いるもの
いつも自分にブレーキを
かけるもの・・・の
正体をみつけだして
退治する。
ただね、
自分を弱気にさせているのは
自分の体に体系化されてしまった
ホルモン分泌が
そういう風になってるのですから
頭ではわかっていても
なかなか
それが取れません。
瞬間的に
からだがそうなってしまうのです。
だから
身体を使ってワークします。
自分を抑え込んでいる者の正体をつきとめたら、
その人間を思い浮かべて
代わりに段ボールを
全身で叩きます。
或いは
自分がため込んでしまった
怒りの感情を吐き出しながら
叩きます。
そうして委縮してしまったからだが
だんだん緩み
呼吸が深くなって
はじめて
エネルギーの循環が
自然になってきます。
昨日書いたように
自分の世界の中心に
自分が
ちゃーんといて
自分に関すること
自分におきてくること
すべてを
自分が取り仕切れる・・・。ように
なること
すなわち
それが
自立(律)です。
自立ができてくると
ありと
あらゆゆることが
自分に必要か否か
或いは
そのことは
自分に
ふさわしいかどうか・・・が
わかってきます。
つまり
自分が取り結ぶ人間関係は
自分が
必要としているか
或いは相手は
自分にふさわしいか・・・どうか・・。
そういう事をすべて自分の責任で
判断決断すること。
できること。
自立せず
共依存と甘えのなかにいる人は
いつも相手に期待し
それがかなわないと
怒り、憎しみ合います。
最後に
自分に関するありとあらゆることは
自分の心の投影から起きており
自分の心とは
自分が造り上げた
”脳の世界”の事です。
その自分の脳の世界を創りあげるのも
自分です。
まさに
生きるとは
いかに
自分を創造していくかですね。
ひとところに踏みとどまって
足ふみばかりするのも
よし
安全と安心のために
防御ばかりに
神経をつかいはたすのも
よし
それも自分が望んだことですからね。
しかし
私は
いやだなあー!
オモシロく
楽しく
クリエイティヴに
生きたいです!
『伝心柱マガジン』