シリーズ”風のエッセイ” 無条件に愛す! |
利益をもたらす者
役にたつ
或いは何かお返しをできる者であると
思われなくては
付き合えない・・・。
つまり自分は
無条件で
相手から受け入れられる
或いは好かれる
愛される・・・・人間ではない・・・と
思い込んでいませんか・・?
それは
幼児時代、子供時代に
親から期待された子供
或いは
親の期待にそうように決心した子供の中に
芽生える
自分は条件付きでしか
愛されない・・・という絶望です。
自分はいい子でしか
親がうけいれないんだ・・・・という
絶望です。
ほんとうは
親だって
無条件でその子を
愛しているはずなんですが
いつのまにか
親の欲やコンプレックスを
その子に付してしまうんですね。
子どもだけでなく
人間の出会いはね、
あのホモイが
おぼれているひばりの子を
咄嗟に助けたように
出会いがしらって時は
無償のものなんですよ。
だから素敵な出会いがあるんで
始めから
心にいちもつをもった出遭いなんて
ろくなものになりません。
そのまんまの自分が
そのまんまの貴方と出遭い
だから
いいんで、
そのまんまの自分が
オモロク
楽しく
そのまんまの相手だからこそ
盛りあがる。
人間はそれぞれ立場も違うし
内容も違うから
そこにもしかしたら
若干の段差や
貸し借りもできるかもしれないし
お世話になることも
あるかもしれないが
だからといって
相手が
その返礼や
段差の違いを
要求して
自分と付き合ってくれているのでは
ない!
それは大きなる思い違いで
もしそこに
段差や貸し借りや
なにかが生じるのは
自分が相手のこころの美しさを信じきれず
つまらない気遣いや
自分に対する
ディスカウントが
あるから
せっかくの出会いを
だいなしにしていくんだね。
自分がすてきだあーと思った人なら
そのまんま
信頼していればいいんだよ。
もし借りができたり
お世話になっっても
委縮せず
こころから
アリガトウございますで
いいんだよ、
それは
お互い様だからね!
その人と自分の中の
関係を
ふたりで
温めていけばいい。
それを
相手の気持ちを考えずに
自分の気持ちの方ばかりから
眺めるから
おかしくなる。
自分の気持ちのなかに
自分は条件付きでしか
愛されない・・・という
自我の傷というか
自我の汚れというか
そういうものが
あるからで
そういうよけいなものは
スパッと
捨てることですね。
そうして
自分を信頼し
信じて
自分も
無条件で
好きな人を
素敵な友達を
素敵な先輩を
受け入れて
出会いを楽しむことだと
思いますよ。
まあー、腹にいちもつや
損得や
悪だくみを
持っている奴は
ぜーんぶそういうものが
顏や姿にあらわれるから
そこはちゃーんと見ぬいてサ!
素敵なひと
たいせつなひとと
素直に素直に
付き合うことが
できると
いいね!
〇
明日、4月19日 午後1時より、
科学技術館 サイエンスホールで
能勢広監督のドキュメンタリー映画「流・ながれ」が
上映されます。
とても素敵な映画です。
よかったらお出かけください。
私も見に行こうと思っています。
『伝心柱マガジン』
個人的には、それまで誰にも見向きもされず一人黙々と自然と対話していた主人公が、ある時期を境にして「先生」と呼びなわされたシーンがとても印象に残っています。誰にも寄りかからず独りで生きるとは…、そして先駆者とはこういうものなのか…、とその方ご自身の生き方とその周囲を取り巻く人間模様をとても興味深く拝見いたしました。独りで生きることの勇気を頂けたような気がします。また、普段眼にすることのない植物や水生昆虫の生態なども見ることができてとても良い映画でした。
このブログでご紹介してくださらなかったらこの映画のことも知らずに通り過ぎてしまっていたのだと思います。良い映画をご紹介いただき、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
もしいつか今回のような機会に巡り合えましたら、今度は是非そうさせて頂きます。ご返信、ありがとうございました。