捨ててこそ・・・・! |
一昨日から発熱し
寝ていますが、
どうしても言葉が降ってくるので
書きます。
コメントの方も書かれているように
人間関係において
どうしても、うまくいかない。
さらに自分にとって不毛と思われる人間関係は
さっさと捨ててしまう・・・・。
ということについてです。
この世の幻想として
人間同士は仲良くするものだ・・・ということがあります。
それはお互いが共存していくためには
仲良くすることはとても大切で有効です。
しかし
人間は
それぞれが、トテモ複雑で難しい内面世界を
抱えていきていますから
だれとでも仲良くというわけには
いきません。
しかし
この
他人と仲良くする・・・ということは
一種の社会的な倫理のような観念として
わたし達の意識を縛る
強迫観念化し
それにそむくと
なんだか罪悪感にかられる・・というような
ことも
おきています。
これは本質が逆転しています。
相手が誠実であり
自分にとって友好で
大切なひとだから
仲良くするのであり
先に
仲良くしなければならないから
仲良くするのでは
ありません。
人間の関係が先にあり
それに縛られるのでは
なく
関係は
自分が創りあげてゆくものです。
さらに
一番最悪なのは
関係が先行してしまい
その関係が巧くいかない場合、
それは
だんだんお互いの
心理ゲームになってゆきます。
つまり
先行する関係のフレームのなかでの
パワーゲームが
はじまるのです。
その場合は
以前書きましたようにカープマンの
三角形
・迫害者
・被害者
・傍観者
というように
パワーによる役割ができてきて
常に
顔をあわせば
お互いのエネルギーを
奪い合う関係に
なってゆき
いつも後味の悪い結果がのこります。
困ったことに
この心理ゲームは
誰もが無自覚におこなうため
関係はどんどん悪化してゆくのに
なかなかそこから
ぬけでることが
できません。
だからこそ
そういう関係は
さっさと捨てるのです。
そして
捨てたとたんに
相手も自分も解放されて
楽になります。
ケースによっては
捨ててから
関係がよくなることも
あります・・・笑!
わたし達の人生は
限られています。
また生命エネルギーもまた
限られている中で
誰とでも仲良くする必要はありません。
それらを有効に生かしていきるためには
常に自分にとって
ふさわしい人々と
仲良くしていけばいいのです。
いつまでも
不毛な関係をやめられない人は
その心理ゲームをはずれられないのです。
なぜなら
心理げームの根底には
いつもお互いの依存(共依存)が
あるからです。
わたしは
わたし
あなたは
あなた
それぞれが自立し
自己を制し
相手を
尊重するなかでこそ
対等で
爽やかなる関係が
成立します。
そういう関係のなかでこそ
物事は進み
発展するのだと
思います。
風邪をひかれてるとのこと、どうぞご自愛ください。
捨てた、といってよいのかわかりませんが、ある出来事を機に、親と没交渉になり、そろそろ3ヶ月が過ぎます。
目下、彼らとかかわらずに済み、心に平安があります。
ことあるごとに亡霊のように、親の原動がよみがえり、苦しむこともありますが、新たな傷を作らずに済むことに感謝しつつ、古傷を治していこうと心がけています。
引き続きブログを楽しみにしています。