ks様へ! |
人間はだれもが
限りある命のエネルギーを
日々ともしながら生きていることが
お分かりになっただろうか。
ストロークとは
それを
ささやかな
挨拶程度に
交換することです。
甘えた人間は
それを他人がくれると勘違いし
自分に愛情が貰えていない・・・と甘ったれ
口を開けて、待っているが
そんなもの
誰からも
与えられるわけがないのです。
仏教で、
いちばんしてはいけないこととして
貪る・・・ということを言います。
つまり
人間は
他人の愛情を
貪っては
いけないのです。
なぜなら
それはたいせつなたいせつなその人の
限られた命のエネルギーだからです。
それを貪るというのは
自分のエゴの欲に陥るからですね。
そして一方
禅の世界では、
自分を極めつくせと言います。
それは
すべてが
自分の中にあるからです。
それが私がいうところの
自立です。
なぜなら、
自分のなかには
弱さも
強さも
不安と恐怖も
それを乗り越える
勇気も
すべてが
自分の中にあるからです。
自分の中にあるものを
極めつくしてゆくプロセスにおいて
人間はつよくなり
たくましくなり
自分という現象が磨かれてゆくからです。
それは脳が鍛えられてゆくことでも
あるのですよ。
つまりね~、
それらのすべては
人間の中の原形として
貴方が赤ん坊として
この世に生まれたときに
すでに
貴方に備わり、
そのすべての原形をもって
貴方はこの世にうまれてきたからです。
しかし
その原形を
原形から確信へと
育てていくには
人間は、
現実に直面し
自分でたくさんの体験と経験をしては
考え
記憶してゆく・・・という
作業を積み重ねなければ
なりません。
貴方が直面するありとあらゆることを
貴方自身が
体験し
学び
記憶し
データー化して
自分の脳を鍛えてゆく。
と同時に
その経験と体験こそが
貴方のこころと体の統制(心身の安定)を
作り出してゆくのです。
この
こころと体の統制を
作りだせない状態のとき
人間は不安に陥り
不必要な恐怖を
感じて
自分を委縮させてしまいます。
つまり
生きるということは
そういう自分の体験をしながら
自分の中のそのすべての原形を
現実の感覚て肉付けし
磨き
鍛えてゆくことが
重要なのです。
しかし
貴方は恐い・・という。
自分は丸腰だという・・・・。
それは
なぜか???
それは貴方が親から所有され
さらに
過保護に甘やかされ
自分で不安と恐怖を乗り越える体験を
逐次
してこなかったからだと
思います。
奪われてきたとも
言える。
しかし
これからは
自分の中を
体験と経験で
埋め尽くそうよ!
そして
先ほど書いたように。
不安と恐怖の原因は
貴方のこころと体の統制がとれていないからです。
もしたくさんの体験や
経験をしていれば
その経験値が生き、
こころと体の統制がくずれても
直ぐ
またもとに戻り
不安におもったこと
恐怖におもったことも
10分くらいで
消えていきます。
しかし、その回復の体験を
奪われえてしまうと
不安と恐怖ばかりが
ちょっとの刺激で
連鎖的におきてしまうのです。
それがやがて観念化し
強迫観念となって
脳は、ほんとうは
なにもおそれることがないのに
不安を
シュミレーションしては
自分を脅すのです。
では
どうしたら
その不安と恐怖、つまり
こころと体の統制を鍛えていくか。
ひとつは
カウンセリングの時に
私が貴方につたえたように
貴方の得意な剣道をの素振りを
100回でも200回でも
毎日やることです。
そうして
自分の中の集中力を高めると同時に
体の呼吸を整え
体とこころの一体化を
鍛えていく。
素振りの一回ごとに
体と心を統一し
自分の中に巣くう弱気を追いだして
攻撃的な自分へと
変えてゆく。
腹がすわり
攻撃力のある人間を
だれもいじめたり攻撃しては
こないからね~。
さらに早起きして、早朝を歩く。
太陽が昇り始める前あたりから
歩きはじめる。
セロトニンを全身で浴びる!
そして
朝、心と体を整えたら
今度は
引き込まらないで
色々と
体験していく。
そして自ら進んで
意欲的に
仕事をする。
もしそれでも
自分が怖気づき
自分に負けそうになった
私の家でやったように
段ボールを叩いて
追いだす。
もし
そういう君のそばに
私がいたら
たぶん君を
新聞紙の剣で
ひっぱ叩くと
思うよ!
拳骨を食らわすかも
しれないね~。
こころと体の統制を図るには
私の友人は太極拳の修行の中で
自分を強化しています。
それも有効だと思いますし
坐禅を組んで
瞑想もいいでしょう。
意識的に心身の統一を図る!
そしてもう一つは
自分の意識の中を強化していく。
朝の祈りのノートに
コツコツと
たくましくなれるような言葉をしるし
自己暗示をかけてゆく。
こういう努力を持続していく中で
自分の命が蘇ってくるのですよ。
まずは1年、つづけて頑張る!
いくら本をよんでも
知識があっても
自分をいかに生かすかという
こういう具体的な努力を
しない限り
そういう本も知識も
屁みたいなもので
生きる現場では
なーんの力にもならない。
ただ
頭でっかちになるだけです。
もし私が貴方の
人生の師匠なら
そんなもん
捨ててしまえっ・・・と
一喝するけどね~!
そして
生きることに於いて
自分を充実させる
最も効果的で有効なことは
額に汗して
無心に
ひたすら
働くことです。
人間は動物・・・でもあります。
動物
動く
生き物・・としての人間です。
動くということは
常にエネルギーが循環していくということでも
あるのです。
また動いているときこそ
体と心が統制されて
脳の働きも活性化されていきます。
だから、歩いている時などに
ふっとアイデアがうかぶでしょ。
常にエネルギーが循環することが
健康な自分を創りだしていきます。
自分の中の可能性を引出していきます。
禅の鈴木大拙師は
人間の幸福は
”用事”があることだと
言っておられる。
どうでしょうか、
人生は
自分の中に
すでにあるものを
徹底的に
極めながら
自分を生きる。
120%の自分を生きようとする。
自分を信頼し
自分のなかにすでにある
勇気を
そして
知力を
いかに
鍛えてゆくか!
ですからね!
甘えの中におぼれる限り
ダメな自分が永遠につづくのみですからね。
次回は感情の”害”について
書きますから
きっと
読んでください。
いよいよシャドウのことをお話した
YouTubeがアップされました。
どうぞごらんください。
● 赤いろうそくと人魚・シャドウについて
● アンデルセンの男性性について
しゃんとした錫の兵隊・みにくいあひるの子・もみの木
親指姫
人魚姫
「竹取物語」
「シンデレラ」