コップの水 その2 |
わるいこと半分で
自分に起きてくる
受け入れがたいことも
やがてその人の心の中に余裕ができてくれば
マア
そういう事もあるなあ~
そういうもんかぁ~と
受け入れらえてきます。
つまり
時間という素晴らしい戦略の中で
心が整えられていくのですね。
昨日書いた
コップの中の半分の水を見て
悲観する人も
安心する人も
そこには
その人が思い込んできた
日々の
・人生へのイメージ
・人間へのイメージ
そして
・自分へのイメージが
大きく作用しています。
だからいわゆる
ポジティヴシンキングという風に
単に
そう思えばいいんだ・・・というのとは
違うのですよ。
単に
楽観的に見ればいい
というのとは
違うのです。
検証と努力が必要なのです。
自分の中で思い込んでしまっている
人生へのイメージが
果たしてほんとうにそうなのか
人間への悲観的イメージが
ほんとうにそうであるか
・悲観的ばかりに引力していないか?
・自虐的な自分ばかりを
追及していないか?
自分のイメージは
ほんとうにそうであるのか
そうでないのか?
物事を楽観的に見ることは
素晴らしいのですが
それが
・短絡的な軽薄な見通しになっていないか?
・安直に処理していないか?
を検証することも
大切です。
そういう自分の中の発想や
思い込みを
検証し。
その上で
◎自分の偏りに気づいたら
その偏りのバランスシートを平衡に戻す努力をする。
自分を信頼して
・行動することです。
・努力することです。
コツコツと自分の人生を
・意味あるもの
・価値あるものとして
大切に扱い
自分の願や欲求に耳を傾け
自分へ好意と優しいまなざしを
向けることです。
行動とは
自分が納得できないことを
そのままにせず
それを確かめるために
行動することです。
ひとり合点しないで
物事を解決するために
他者に会い
行動を起こすことです。
また、
行動することにも
勇気が出ず
怯えを感じるひとは
まず
・朝の散歩を始めるだけでも
そこには毎日
・朝からの刺激をギフトされます。
夜が明けてくる様や
美味しい空気や
木々や畑や風景の美しさや
季節の移ろいからさえ
ギフトされます。
自分には何もない
自分は何もできない
と
思い込まないことです。
人間は
本質的に
些細なこと
ささやかなことしか
出来ないものです。
その些細なことや
ささやかなことが
コツコツと
積み重ねられたら
凄いのです。
その小さな積み重ねが
時を経ながら
自分の自信と確信へと
繋がっていきます。
初めから大きな期待を
背負いこまないことです。
ちょっとだけ
他者のために親切な心をギフトするだけでも
そこには
自分への意味や価値が生まれてきます。
そういう些細で
ささやかなことが
実はこの世全体を支える
小さな小さな
片隅の支えに
なっているのです。
他者と関わる
他者と出遭うということは
大仰なことではありません。
人間はいつも
些細なこと
ささやかなことで
他者と出遭いながら
生きているのです。
そういう小さな接点を
放棄しないことです。
他者の中のささやかな安心と
出会いながら
自分の安心をも
育てていく。
残念ながら
アジテーターと化した百田さんからは
安心はもらえません。
しかし
<なでしこ>の乙女たちからは
元気も安心も
ギフトされました。
そこには
自分を信頼し
チームメイトを信頼し
そして
日々の厳しいトレーニングを
積み重ねてきた
日本の乙女たちがいます。
素適です!
でもきっと彼女たちは
ごく普通の女の子でもあると
思います。
そこが
素適なのですね。
ハートだらけのハート蔓!!
● 告知です。
映画の対談のユーチューブがアップされました!
今回は大島渚監督と小津安二郎監督について
映画監督の村上浩康さんとお話します。
もう村上さんが興味深いエピソードを
たくさんお話してくれます。
どうぞ
ご覧ください。
「映画監督、大島渚と小津安二郎の世界」