「男はつらいよ!」その3.頑張っても頑張っても・・・まだ! |
「フーテンの寅さん」、渥美清さんのことを
書きながら、
いかに
物事を成し遂げるということが
大変な労力と苦労と辛抱を
積み重ねなければならないかは
何かを成し遂げたひとならは
明快にわかりますが
成し遂げていないひとには
わからないかもしれません。
成し遂げていない間は
ずーっとトンネルの中と
同じですからね。
それは、
頑張っても
頑張っても
まだ
頑張らなければならないことで、
頑張っても
頑張っても
さらに
次から次から
さらに乗り越えなければならない
課題が
現れてきます。
でもね、
それで当たり前なのです。
それくらい
何かを成し遂げるということは
厳しく
しんどいことなのです。
あゝこんなに頑張ったのに・・・・まだ?!
というのは
当たり前で
でも
こんなに頑張ってきたからこそ
ここまで、できるようになった
或は
見えてきた
というくらいまでになったら
すこし一息つけます。
そうして小休止しては
さらにがんばろう!
頑張って
やりきって
成し遂げよう!
という元気と意欲を
自分に注入して
その先にあるものを信じて!!
というくらいまでになると
いいですね~!!
仕事・ビジネスの世界も
生きることも
ゴールは本当に遠い!!
でも
あきらめないで
やり続ける。
そして
やり遂げるなかで
たくさんの宝物がみつかるでしょう。
自分の中の問題性や
ブレーキや
障害となっいることに
気づいてゆく。
そのことが
そのまま
その人の人生を熟していくことにもなると
私は思います。
渥美清さんが
途中から
フーテンの寅として
自分を
大衆にギフトしたことも
俳優として
誰もなしえないことであったと
思います。
ゴールは遠く
いつまでたっても
たどり着けないようにみえても
それでも
やり続ける。
そういう覚悟と決心が
やがては
花を咲かせると
思います。
宮沢賢治の作品「マグノリアの花」のように
けわしい山も坂も
谷も超えて
ふと振りかえれば
後ろ一面に
マグノリアの花が咲いている!
頑張り抜いてこそ
手に入れる輝きだと
思います。