若者たちへ!その1 |
脳科学者?でなんだか大金持ちで・・・という
人物の本を買ってよんでみて
びっくりした!!
本の趣旨は
即断即決ができるような脳にするには
どうしたらいいか・・ということらしいのですが、
サラリーマンなどをやっていても
お金を儲けなどできない。
だから
・株をやれ・・・と勧めていたのに
もう唖然としたのです。
この人、本気でこんなこと
書いているのか・・・と
ぞっとしました。
しかし
このところ
数人の若い人達に会い
その誰もが
あまりにも今の日本や世界の経済事情に
うといのにも
びっくりします。
でも
普通はそうなのかな~??
今の世界経済を支配している金融経済が
いかに危うく、
実体経済の6倍ものお金が
そこで動き
金融経済という
”儲かると見込んで動く博打のようなお金”が
風船玉のように膨らんで世界を支配している。
もしその風船が
バンと割れた瞬間には
とんでもない世界恐慌が起きかねない、
という認識を
その脳学者や若者たちが
全く持っていないことに
私は危機感を感じてしまいます。
なのに彼は手早くお金を儲けて
大金持ちになるために
株をやれと書いている。
とんでもないね~!
それともう一つ
彼は地道にサラリーマンなんかやっていても
人にこき使われるだけで
いつまでたっても自己実現ができない・・という
ような考えらしいのですが
いま、実は
眼には見えない、
恐ろしい階級社会、あるいは
身分社会が進行しているのも
この人物はわからないのだろうか?
つまり
定職を得た者と
定職を得ない者との
格差が固定化しつつあるという
社会の病が進行して完成しかねないのです。
※完成してしまうと
なかなかそれを変えるのが
困難になります。
それは
定職を得た者は、収入も身分保障も得て
どんどん豊かになっていくが
定職を得ていない人間は
収入も身分保障も貧困のままに
固定化してしまう。
それは年月を経ればん経るほど
ハッキリとした
固定化した格差として
江戸時代並みの階級制度や
身分制度になってしまうということが
今、眼には見えないかたちで
社会を侵食しているのです。
つまり派遣やフリーターやアルバイトで
定職につかない。
それは時間や企業に縛られることはない
自由さがある。
ということの代償としてうかうかと
過ごしていると
その人間が40歳、50歳になっても
いつまでも
身分保障のないまま
低所得からぬけでられない階級と
なってしまうと
いうことです。
この階級制は
眼には見えない形で
どんどん鎖化していくので
知らないうちに
構造化して完成してしまいます。
政府もやっと手を打とうとしているのですが
それも焼け石に水にしか
なりません。
私はことし69歳になり
来年は70歳になり
もう残された時間がどんどん少なくなっていきます。
私にできることも
限られてきます。
そういう中で
金融経済の危うさと
目には見えない新しい階級制という
ふたつの要因は
やはり
不安の種としてあるのです。
もしかしたら
大変な時代がくるかもしれない!
でもね
そういうときでも
いつも
自己マネージメントの能力を持つことですよ。
頭(脳)を柔らかくして考察力を
柔軟に磨いてゆく。
そして
言葉と
体を使って表現し
コミュニケーションを測れるように
なる。
他人や社会に依存したり
幻想を持つのではなく
自分の中からアイデアやエネルギーが
あふれ出てくるには
どうしたらいいかを
考えましょうよ、若者たち!!
すでに中年にかかっているひとも
熟年のひとも
みんなが
アイデアにあふれ
エネルギッシュに生きる!
そのことこそが
この日本に降りかかる
いろいろな困難を
乗り越えていけると
きっと
思います。
そしてそのことに
最も近いのが
◎自分をディスカウントすることを
やめる。
◎他人をディスカウントしないこと
に
尽きると私は
思います。
そのためにも
このブログが
役つように
私も書きましょう!
一緒にがんばろうね!
と光をあびよう!
村上浩康監督の映画「無名碑」がもうすぐ盛岡で上映されます。
映画「無名碑」についての対談をしました。
よかったらご覧ください。
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