最後のトレーニング、その2 |
私の中には二人の私がいて
ひとりは素直にやさしくいきようとするが
もう一人の私は、
批判的でねじくれている。
それでも長い間コツコツと
自分の中をお掃除してきたので、
今はそのねじくれもほんの少しになり
それもアッという瞬間に頭を掠める程度で
私の人格がそれに乗っ取られることは
殆どなくなった。
そのアッという瞬間に頭を掠める感情については、
あゝこれは私の父親からバトンされた
人間に対する憎しみだな~。
母親からバトンされた嫉妬だなあ~と
分かる。
こういう感情が何かのはずみで
脳の中で連鎖反応として起きるのですね。
そしてそういう感情は私の感情ではありません。
ただ
脳にすりこまれた傷痕としてあり、
脳が勝手に作動するのです。
(連鎖反応するのです。)
これをもう、取ってしまおうとおもっています。
人生ももう最後だからね。
私は人間を憎んではいない。
私は人間を愛している。
私は嫉妬などしない。
私はチビでデブでブスですが
でもそんなことは関係ない。
私の眼の光
私の知力に
私は十分満足している。
私は他者を所有したり、支配したりしない。
私は他者が自由で、幸福になってもらいたいと思っている。
さ~、最後のトレーニングです。
私の中にまだ残りかすのようにある
それらの連鎖反応を
掃除してしまおう。
それでやっと
ほんとうの私になって
最後は皆を愛し、人間(他者)にやさしく、穏やかな自分になって
この世を去ろうと思います。
「MIZUTAMA」2号
いよいよ海山かのん作
漫画「宮沢賢治ってどんな人?」の
連載がはじまります。
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私の知識や体験がお役にたつかもしれないと思い。
コメント欄を再開しました。
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