そのまんま東の人生脚本? |
知事になりましたね。
いつぞや新幹線内でばバク睡状態のところを
お見かけしてより
とうとうここまで
来なはったかヤ・・・!
彼は政治家になって
何をしようとしているのかなあー!
いきなり横から頂上人になる危険性を、
わかってござるのかしら?
底からたたき上げてきた人たちが
てぐすね弾いて待っているとおもうよ。
かれらはいきなりの栄光を許さないと思うよ!
だって彼らの苦労は
政治界のどろどろの中で、
よくも悪くも
半端じゃないからね・・・。
実弾を持っていないとねー!
敏腕頭脳のブレインがいるのかなあー!
官僚を抑えこめる・・・・。
それにしても彼の師匠のタケシさんはすごいと思う!
絶対自分のお笑い芸人というはしごを、
はずさない!
タケシにとってお笑い芸人というのは
自分の底でもあり、
逃げ場でもアル。
どんなにえらくなっても
その場所を手放さない賢さがある。
そもそも芸人というのは
市民社会からのハズレ者で、
地位や生活の保障はないけれど
市民社会に縛られない自由を
彼らは手にしている。
過激な批判や
本当のことを
茶化して馬鹿にして
彼らだけが
ネタにでき、飯のタネにできる。
タケシはおそらくその辺のスジの事を
ヨークわきまえているのかもしない。
としたら
ものすごく頭が切れるひとだ!
昔から芸人は
河原者とさげすまれても
為政者や支配者に
媚、へつらうことのない特権が
彼らにはあった。
西洋のピエロたちも
王様のすぐそばにいて
誰も口にできない、
王様に対する批判や悪口、
そして
王様が気づかなければならない
本当のことを、
ピエロだけが、
茶化したり
おばかなふりをして、
言い放っていた。
だから、
賢い王様ほど、
自分が独善的に陥らないように
鋭くて、頭の切れるピエロをそばにおいて、
それとなく、
民意との疎通をはかっていました。
タケシさんがいくら政治番組をやっても
必ず自分の位置は
一歩外側においていている。
本当はものすごく知的な人だと思うけど、
エセ文化人を演じている
大竹まこと、
ヤクザなハマ幸と
元政治記者で評論家の辛らつな三宅久之を
旨く配置して、
そして阿川佐和子さんが
見事にその場を回していく!
タケシの視点はには
出演者の姿が庶民にはどう見えるかを
いつも計算しており、
決して自分が
その主役には
ならない!
私たちは政治家達が
口泡を飛ばしながら議論するさまを
まるで
演芸場で芸を見るように
見ている。
モウ
そこに出演している政治家たちは
自分たちが
選ばれしエリートから
見世物芸人に転落していることに、
その逆転に気づかない!
非常にてのこんだ仕掛け、を
タケシはやってのけている。
そしてかれは、
一ミリたりとも傷つくことなく
又その地位を脅かされることも、
全くなく・・・!
おりゃ芸人だもの・・・と!。
すごいね!
こういう人生脚本というか
人間戦略というか
それを見据える眼は
半端じゃナイ!
そのまんま東君!
君はどういう脚本を持っているの?
でも、
おやんなさい!
やってみたらヨカばい・・・!
でも
何があっても
芸人魂だけは抜き取られないようにと
祈るばかりです。