あんこ好き・・・! |
ツクツクさんといって
お餅をついてくれる集団が
各部落を廻ってきてくれました。
その日は朝早く
前の晩から水につけておいた
もち米をバケツに入れて
ツクツクさんがいるところに持っていって
おおきな蒸篭で蒸してから
順番についてもらいます。
ツクツクさんは餅をつく臼や杵を
もって部落を廻っていました。
数人のおじさんが半天をきて
エイコラやっとと餅をつきます。
ついた餅は近所のオバサンが総出て
順番に丸めお餅にしていきました。
中にアンの入った餅と
はいってない餅
ソシテ板にしたのしもちを作ってもらい
それを家族で家に持ってかえり
しばらく置いて固くなったら
母が水を入れたかめの中に
その餅をいれ保存しました。
うちではあんこの入った餅を焼いて
味噌汁の中に入れてたべました・・・が
それが
普通でしたよ・・・。
つきたての餅は
黄な粉や醤油にのりをつけて食べると
もう
柔らかくて
美味しくて
モウあの味は
味わうことができませんねえー
ざんねんです。
ワタシは今でも
まいにち大福をひとつ食べます。
大福が大好きで
毎日食べても飽きません。
死んだ父もあんこが大好きで
彼の場合は
お饅頭でした。
チャ饅頭や
薄皮饅頭を
まいにちのように食べ
晩年は私があげたちいさなオーブンで
アンパンを造って食べてました。
私のあんこ好きは
歳を取ってから
ひどくなりました。
だんだん嗜好が
父に似てきます。
不思議なもんですねえー。
今日もこのブログを書く前に
ぺろりと
大福一個
食しました。
美味しかったです。
柱さまは、優しい先生に会えて良かったですね。
職人だった義父は、なまじ庄屋の家に生まれ、家族がプライドもあり、イジメを案じて、学校に行かせなかった。以前私は、彼の生涯を本にしたくて、取材に奔走しましたが、親族の許可が得られず諦めました。誰が、彼に文字や技術を教えたのかなど、興味深くて。何より、義父は、友だちが多かった。学校至上主義を、ぶちこわす男です。