雲中供養菩薩! |
宇治の平等院に行ってきました。
平等院というより
その阿弥陀堂の壁に架けられてある
”雲中供養菩薩という菩薩様の群れが
見たくて・・・。
阿弥陀さまの後ろに
仏像の小さな雲に乗った菩薩が
太鼓や笛やハープや鉦を持って
囲んでいます。
その顔の表情が
なんとも言えず
上品で美しいのです。
作は平安時代の仏師”定朝(じょうちょう)
作品の中には
その人間の内面が投影されますから
いかに”定朝”という人の内面が
磨き上げられていたか・・・・!
流れるような流朗な線と
楽器を爪弾く仏像の指先まで行き届いた
細やかな神経と美意識は
俗性をそぎおとし簡素で美しいです。
平等院の山門の茶店で煎茶とお団子を頂き
次は伏見の”寺田屋”に行きました。
竜馬が刺客に襲われた宿屋です。
伏見にはたくさんの大名屋敷があり
この狭い地域の中を維新の志士達が
行き来していたのですね。
中を観覧させてもらい
竜馬と中岡慎太郎の面影を
ちょっと偲んで・・。
最後はいつもとおり
先斗町の居酒屋”連”で
おいしいお料理を堪能しました。
この店の今井さんという板前さんの腕が
かなりいいです。
先斗町の”ようじや”のすぐそばです。
”連”でふぐの薄づくりとぶつ切りの刺身や
おでん・・・!
このおでんは絶品です!
そのほかぐじの塩焼きとか
まこがれいのさしみとか
おいしいですよ・・・!
京都は小さな路地を入ると思いがけなく
素敵なお店があり
とても楽しい。。。!
名所旧跡を巡らなくとも
町の中を歩くだけで
わくわくします。
また今度休みが取れたら
京都にきましょう・・。」
泊まるホテルは
河原町お池に在るハートンホテルです。
安くて便利です。
あしたは又錦市場によって帰ります。