胸がスク、草若師匠の人生・・ちりとてちん総括・・・! |
あの終わりかたは
なんなのかねえー・・・?
理解に苦しむ・・けど。
スコシ安易過ぎないかね・・。
でも
この話のほんとうの主役は草若師匠で
ピークは
あそこで終わったかもしれないモンネ!
あとはつけたしかも・・・。
それでも
ちょつと見直したのがキム兄。
演技が自然で、ちゃんと核がありました。
核というのは演技の中に
一本通った自信というか
安定した呼吸というか
演技の流れがスムーズで、
ぶれないので
見ているほうが
安定します。
ほんとうはCMなどのように
もっとギトギトした演技をするのかと
おもっていましたから、
良い意味で裏切られ
感心しました。
でもいちばんの発見は
草若師匠をやった渡瀬恒彦さん。
ヘナヘナの人生の敗残者が
落ちこぼれてるにもかかわらず
巷間の真っ只中で酔いどれて
市民社会を傍観している。
その傍観の鋭さが
反転して残りの人生で
弟子を見守り
自分の本分を全うしていく・・。
その力の抜けようが
ステキでしたねえ・・・。
水を得た魚のように
瑞瑞しいかったですよ。
それと若狭の父松重豊さん。
この人も田舎もんの不器用で
かたくなだけどあったかい
そんな父親を
でしゃばりもせず
消えもせず
軽妙に演じていて
ようございました。
ちょっとなあーと
思ったのは江波杏子のおばあちゃん・・。
スコシ演技がウザイ・・クサイ。
もう少し
枯れたものが欲しかったですね。
それと頑張っていて見直したのが
母親役の和久井映見ですが
でももう少し練れていないとダメかと思います。
今までほとんどNHK の朝のドラマを見なかったけど
”ちりとてちん”が面白かったので
続けて今朝もみましたが、
悪いけど
西田敏行が
いつもとおなじキャラで
おなじ演技をしていたので
多分明日は見ないと思います。
話の構成がもうすで
臭ってきてしまっている。
ソレは西田敏行の所からね。
こういう風にもう
型にはまった演技ばかりになることに
西田さんは危機感を感じないと・・。
ちりとてちん、
子草若の演技もよかったけど
ほんとうに心を洗われたのは、
草若師匠で、
その存在がいまも胸に深く
刺さっています。
すばらしかったです。