凄みのアル俳優になってオクレ! |
チャンネルを変えようとしたら
ばあちゃんが見たいと言い出して
そのまま見た・・が。
やっぱり思ったとおりの西田敏行
人情モンになっていた。
彼を起用した時点でもう
中身が臭ってくる・・。
同じように独特の風貌でも
江守徹や柄本明、
それにすごいのは伊刀雅人
こういう人は
なんにでも”化ける”
特に江守は、
無言で顔だけでスゴミをだすからねえ・・・。
軽い役から深刻な役、
やくざから町のおっちゃん、まで
本当に自由自在です。
そういうところからすると
西田はもっと考えなくちゃあー!
女優さんでも
”ちりとてちん”の江波杏子のおばあちゃんは
おばあちゃんとしての深みがなく、
芸者上がりの色気は確かにあったが
人生の風格というか渋みが欠けていた。
又ソレより醜悪なのが
”篤姫”の高橋英樹で
名君といわれた島津斉彬が
下品で知性がない・・・?
彼だけでなく
草刈正雄もひょろひょろで
ほかにも演技として成立していない俳優は
たくさんいる。
俳優だけでなく
何事にも
その奥行きや追求のすごさを持っている人間は
魅力的で
そこになにか可能性をみると
わくわくする。
自身の頭のよさや
そして深い人間洞察力など
俳優自身の素質と才能が開花されて
あの凄みが出るのだと思う。
その殺気を見るたびに感心し
劇の中に連れ込まれる。
そういう演技を見た後の感動は
明日への力をくれる。
なかなかそこまでは行かなくとも
ちりとてちん以後の松重豊や
茂山宗彦、加藤虎之助は
やっぱり楽しみです。
みんな凄みのアルいい役者になってくださいね。