被害者意識と蜜の味・・・! |
生まれ落ちた時から集めたデーターを駆使し、
脳はその人間独特の傾向を作っていく。
つまりね
自分の行動の動機は
自分独特でしかなく
よほどしっかり客観的に自分を見ていない限り
人間は常に相手を誤解し
そういう誤解'幻想”のなかを
かろうじて
自己のコミュニケーション能力を
駆使しながら
手探りで
生きてるんだよ
人間は・・・。
だから
思い込むということは
人間の宿命のようなもので
でもその思い込みを
いかに客観的に
検証し修正ていくかが
学問であり、知性であり
日々の偶有的な出来事からの
”学び”でもあります。
今回の秋葉原の事件の青年は
自分の思い込みのなかで
自分をどんどん被害者にしたてていったね。
確かに恵まれないこともあっただろうし
不運なこともあっただろう・・けど
恵まれて
運のいい方が
ほんとうに稀で
たいがいはそういう
現実を気を取り直して
生きてるモンだよ。
誰でも自分がいちばん可愛いから
その手っ取り早いのが
自分が"被害者”になること。
それも被害者や
悲劇のヒロインになったときの感情には
倒錯した陶酔があるから
そういう傾向をやめられなくなる・・という
落とし穴がある。
わたしもショッチュウ
自分の思い込みから
失敗をして
しょうがないんだよ・・。
そんなもんだよ。
そして
自分の現実は
マチガイなく
自分が作り出したものなんですよ・・。
確かに私達は
親を選ぶことも
自分の生れ落ちる環境を選ぶことも
またある年齢までは
”育てられる”という
受身の存在でいなくてはならない・・けれど
そういうさまざまな条件を背負って
なお
かつ
私達は
能動的に自分がどう生きるかを
瞬間瞬間に選択して
いきてます。
そういうなかで
いちばん卑怯なのが
自分を被害者にしたてることです。
被害者なんて
今回のように
まったく理不尽な
犯罪にあう以外
ありえない・・。
被害者の位置に自分を据えておく限り
自分は責任を取らなくて済むからね。
ほんとうは自分が選び取っているのに
さも受け身のように
意識を偽装している。
もう一度
被害者意識は蜜の味です。そして
そこには
大きな
落とし穴があります。
こんな閉塞的な時代で
若者達の苛立ちも
ヨークわかる。
でも
どうしたら
この時代の閉塞性を
突破できるのか・・・。
それは
社会の問題でもあるが
自分の生き方の
問題でもある・・・。
受身に待っていても
なにもはじまらない・・。
今日の一歩が
必ず
未来の
一歩につながるように
人間の脳は
確実に明日向かって
始動しているはずです。
それにブレーキをかけているのは
マチガイナク
自分の
被害者意識・・ということを
頭に叩き込んで
サー
頑張っていきましょう・・。