怒りに市民権を与える・・・・。 |
自分の感情を受け入れなければなりません。
私にとって自分の感情ほど厄介なものはなく
特に”怒り”の感情や相手に対す”否定的感情”などは
本当に困ります。
それでもこの感情が起きてくる根源こそ
自分の存在の根拠があり、
自分独特の感情世界があるのです。
怒りの根源には
私自身の不安や怯えがあり
自分が無意識に追い詰められているのです。
追い詰められた不安定な感情が瀬戸際で
怒りにエネルギーの着火します。
怒りを押し殺してしまうと
諦めが起きてきて今度は
どんどん欝になっていきます。
あきらめのエネルギーは
そのままでは収まらず
裏返って、
巧妙に相手を攻撃したり貶めたりする
トテモ困った欲求になって
体を支配しはじめます。
相手に気取られないように
いじめたり、仕返しをしたりします。
自分の怒りとしっかり向き合うことはトテモ大切です。
そして更に怒りに市民権をあたえます。
怒っていいんだよ・・と。
そんなにもあなたは(自分は)
不安におびえているんだね・・。
そしてただ荒々しい怒りの感情を
相手にぶつける前に、
なにに自分が不安になっているのか、
自分がうけいれてもらえないことが不安なのか。。それとも
否定されたり、無視されたりすことが不安なのか・・。
よーく自分に聞いてください。
実は怒りは不安に追い詰めれて
自分を消失してしまわないように・・という
自己回復のエネルギーなのです。
エネルギーを出す事によって
自分の攻撃力を回復し、
自分を立直す大切な自己尊厳なのです。
だから
怒りがきたら
自分が追い詰められているサインだと思い、
自分の心を検証して下さい。
そして怒りを殺さず
怒りを救い出してあげるのです。
生々しく生きるタメには
怒りや悲しみの感情に市民権を与え
それらの感情こそ
自分に寄り添い
一緒に生きてくれる
かけがえのない
もう一人の自分であることを
自覚して
大切にしてください。