おそるべし台湾・・・! |
今回で3回目の台湾ですが、
着いた日の夜さっそく士林の夜市へでかけました。
金曜日ということもあったでしょうが、
大勢の人の波は相変わらず。
今回台湾は始めての息子にぜひ食べさせてやりたいと
大きなわらじサイズのフライドチキンを売っている
屋台に行きました。
揚げたチキンにカレー粉が振り掛けられ
行列の客に手際よく売られて行く。
かぶりついていっせいに
美味しいー!!
それを皮切りに息子は踊りあがって
屋台を巡る。
夜市はほとんど若者ばかりで
チープな洋服から雑貨から
屋台の食べものまでが
お祭りのように毎日繰り広げられる。
ストレスでたまったガスをぬく格好のスチエーションで
ものすごく健康なきがします。
ほとんどが安くて美味しいし
不衛生でも気にならないし楽しい。
お祭りの人ごみの中で
テンションはあがりっぱなし・・。
こういうおおらかな開放感があってこそ
人は自分を回復できるのに、
日本にはそれがない・・。
本当に
不健康な国になってしまったなあー。
今回は地下鉄で二回も若者が席を譲ってくれた。
それに食べ物やでもみんな親切で
不愉快なことは何一つなかった。
60余年前日本の統治下にあった台湾の人々は
日本国の下等国民と位置づけられていた。
なんという愚かなことを・・と思う。
この国の食べ物の美味しさは
この国の文化の高さと比例する。
また地下鉄の案内ディスプレーなどに
頭のよさを感じる。
人間のエネルギーの発散と再生産のメカニズムを
よーく心得ているなーと感心しました。
日本は安全とか清潔とかと引き換えに
行政がプライバシーにドンドン介入してくる。
国民の行政への依存度がどんどん高くなり
その結果
規制が多くなり息苦しさがましてくる。
また年金のように自分の老後を託したはずが
国家に結局はだまされたように思う。
朝、台湾の豆乳とごはんを売る店で
いっぱんの台湾人に混じりながら
添加物などは一切入っていない
さらさらの豆乳と
本当においしい台湾おにぎりを
ほおばりました。
扇風機が回って、それでも汗だくになりながら
おいしくて、おいしくて、
そして、
私達がナニを失いつつあるかが見えてきて
悲しくなりました。
あまりにも整理されすぎた日本の秩序は
本当は人間に優しくないんだ・・と言う事を
私達は頭のどこかに叩き込んでいないと
又あのファシズムにやられそうだなーと
思いました。