つまらない話。 |
良寛はおしゃべりを戒めているが、しかしそれは
良寛が話すことがキライなのではなく、
つまらない話をするのが大嫌いだったのでは・・と
ある。
わたしもやはり
つまらない話を聞くのも、話すのも苦手で
つい人を敬遠してしまいます。
最近はもう自分には時間が残り少ないと
切実に思っていますので、なおさら
人を選びます。
先日困ったことにいわゆる
つまらない話を延々とする人に
捕まってしまいました。
話が無内容な上に
自分の身内が金持ちで姉妹が美人で
どこそこの大学をでていて頭が良くて・・と
いちいち話に粉飾がつき
本当に困ってしまいました。
アーアと、止まらないその話を聞いていて
その人のコンプレックスが為せる事なんだと
がまんしていましたが、
ふと、いい歳をしてこの人には
向上心ってものがあるのだろうかと
思いました。
向上心というには
自分が変わろう・・という意志の
現れですから
そういう人の人生は冒険や変化に富み
話はとても面白いです。
しかし
向上心のない人は
自分を守る事ばかりにエネルギーを費やし
自分のエゴをみつめることもないので
狭い世界の中の自分のことしか話せません。
それはい若さや老いには関係なく
ドンドン積極的に生きる人と
過去の栄光や、
かって取った杵柄にしがみついているひととは
知らず知らずの間に
大きな人間力の差がついてしまいます。
恐ろしいものです。でも
それを恐ろしいとは
思わないのでしょうね。
自分にはまだまだ知らない世界がたくさんあって
興味が尽きない。
人間の脳は常に変化しようとしていますから、
また脳の可能性から言うと
とどまる事を知らないほど
未開拓の世界がある。
アア勉強はするものですよ。
教養や知識は際限なく、そして
たくさんの本を読み
言葉を駆使して語れるようになる。
現実の面白さは
自分のフィールドワークとして
ワクワクしますね・・・。
漠然とした認識が
言葉によって概念化されてゆくと
頭の整理がついてきます。
そういう意味で
言葉は大切ですぞ!
今日は本屋で苦手な物理学の本を二冊買いました。
「宇宙の向こう側」という本と
「見て楽しむ量子物理学の世界」という本です。
特に後者のほうは美しい挿絵がたくさん入ってます。
わたしには未知なる世界です。
ワクワクします。
まあわたしには難しいと思うので
ゆっくり
ゆっくり
読んでいこうと思います。
確かに向上心のない人との会話は、つまらないですよね。
私も生きている限りは自分を高めて生きたいと思っていますので
denshinbashiraさんの日記には共感させられる事が多いです。
いつかゆっくり、お話したいですね。
お時間がありましたら、またお出かけください。