直面して、生きてごらんよ! |
その人間が直面する人生の問題や課題を
より本質的な解決をめざして、再度からサポートすることで、
人生相談や、占いなどのように、
助言や指示をすることでは
ありません。
本人が直面したことにしっかり向き合い
自分で気づき解決していくために
団子状態になってしまった意識に対して
その混乱を時整理していくための
客観的な立場に立って傾聴し、
冷静な発問をし、
そういうやり取りの中から
本人自身が気づかずにいたことや
また、
見逃してしたこと、
さらに
本人が気づきたくないと
しり込みしていることなどを
解明していきます。
特に
本人が知りたくない・・・と
無意識の底に押し殺している自分の真実、
或いは
ほんとうのことと向かい合うのは、
本人にとって恐怖であり
できるなら見ないでおきたい
避けて通り過ぎたいということが多く。しかし
実はそこを
しっかりと見極めないかぎり
人生は同じ問題が形を変えて襲い掛かり
その連環のなかを堂々巡りして、失敗を繰り返し、
何も解決できないまま
終わってしまいます。
本人に指示をだしたり
助言したりすることで
本人が楽になり
問題の早期解決ができるかのような錯覚がありますが
本人が心底そのことに自覚しないかぎり
それは依存による表面的な解決で
同じ間違いは繰り返されます。
客観的に見れば
ここをこのようにすればいいのになあーとか
今のままだと本人がより苦しむだろうなーと
見通しがつく場合も
たくさんあるのですが、
それでも
本人が直面して
自力で解決していくことのほうが
最も大切です。そして
その人にとっての最大の人生の気づきになります。
もう直ぐ63歳になる私が63年生きてきても
課題や問題は
これでもか
これでもかと
まるで雨後のたけのこのように
出てきます。
それくらい人生は難題に満ち
多分それは私だけでなく
人間はそういう風に
直面しては解決しという連続の中を生きながら
少しずつ
強くたくましくなっていくのだと
思います。
直ぐ手を差しにのべて
救い出してあげたいけど
でも
直面して苦しんで
そして
自力で
這い出し
解決してごらんなさい・・・と。
昨日の言葉ではないけれど
とにかく
生きてごらんよ・・・と
思います。