自分のゲームと物語。 |
人間は一生を
自分の物語をつくること
自分の心理ゲームをやる・・・ということに尽きるなあーと
思うのです。
自分の物語とは
幼少期に作られた
べースの脚本に基づいて
人生のプロセスにおける新しい出会いのなかで
瞬間、瞬間に自分の脚本を書きかえながら、
自分の物語を創っていく。
自分の心理ゲームとは
他人と自分とのあいだの
エネルギー争奪戦とでもいうもので
自我のゆがみや空白を
お互いの潜在意識どうしで
ゲームをしかけて埋めようとすることです。
この心理ゲームは、その人間のゆがみを強化するもので、
ゲームの結末は嫌な感情がのこり、
時には関係が壊れてしまいます。
本人はなんとなく、自分の傾向に気づいているのですが
ついやってしまうもので、
これは意識的にやめないと
自分の人間関係おける歪んだものとして
どんどん強化されて行きます。
つまり
他人とのトラブルの根底にある自分の自我のゆがみで
分ってはいるけれど、
それに捕まったら、とことんやってしまい、
どこかで自分のおかしさを気づいているため
その後ろめたさをカバーするために
逆にそういう自分を肯定してしまう・・という
自己偽装・・という心理のトリックをしてしまいます。
実はコレモその人の幼児期には生命保全のために
有効な自己偽装だったのですが
人間の弱さの一面です。
自分の物語はそういう自分を抱え込みながらも
自分の人生脚本を自分が書いていくものです。
それは
自分の弱さやゆがみに気づきながら
自分を矯正しコントロールしていかないと
とんでもないところに行き着いてしまいます。
しかし、
自分の心理ゲームのパターンや
自分のこころのゆがみや空白に気きづくには
自分を突き放し
内面をみつめなかればなりません。
こころのどこかにその歪みに気づいているひとはおおく
もし、ちょこっとでも気づいていたら
エイッと勇気をもって眺め
意識的に変えていくことだと思います。
そして自分の人生の脚本を
よりステキなものにしてければ
最高です。