自分が主役。 |
人間は自分の物語を生きると書きましたが、
物語=人生脚本を書くにあたり、
その人間が自分を主役におくか、脇役におくかで
人生の内容は全く違ってきます。
もちろん本筋は自分が主役なのですが
主語をどちらにおくかで
視点、世界の見方、理解のしかたが大きく違ってきます。
人によっては
自分を脇にばかりおいて脚本を書いている人もいます。
いつも受身であったり、
自分の意思より相手や周囲の意思のなかで自分を決定したり
いかにも協調性があるように見えたりしますが、しかし
そういう人たちはなにかトラブルが起きた場合に、たいがい
相手が悪いとか、自分が被害者のような位置に自分を置こうとします。
厳しいことをいうなら
そういう風に、いざと言うときに
自分が責任を取らなくてもいいように
自分を防衛する方法でもあります。
しかし
ほんとうはすべて自分と相手、あるいは自分と周囲の関係のなかで
起こったこと、
起こっていることですから、
自分を脇役から主役に置き換えて視点を転換しなければ
問題は解決しません。
つまり解決してもらうということではなく
自分が解決するという姿勢でないと
解決の仕方が相手や周囲しだいと言うことになってしまうからです。
話はそれますが、
今の日本の外交のあり方は
全く脇役としてばかりの脚本ですから
当然日本には解決能力がないと言うわけですね。
カウンセリングが
人生相談とは全く異なるのは
人生相談のように、
こうすればいい・・・と言う風に
方法を教えるのではなく
自分で解決していくために
その人が自分の力を取り戻していくために
サポートすることです。
その人自身が問題を解決していく過程に
たくさんの気づきや収穫があり
それがその人の生きる力になっていく。
その人自身が自分を取り戻し
自分が主役になって問題を解決していくことで
はじめて
人生はその人自身のものになっていきます。
自分の人生は雨がふろうと槍がふろうと
自分が捨て身なって解決していくしかないのです。
それが人生の基本だと私は思っています。
なぜなら
自分に起きることすべては
自分の脳内のできごとだからです。
そのことえを旨くお話できるかなーと
自分のなかにその力量があるかなーとも思いつつも
このブログを書いていますが、
自分の子供達のためにも
またもしかしたら、誰かの役にたつかもしれないと、
思っています。
こうい私の人生の経験と知識をさらに乗り越えて生きて欲しく、
できるだけ書き残しておこうと思います。