後姿・・・! |
息子が来るというので、朝からミートソースを作りました。
息子と話すと
つくづくと自分が知らない世界の多いことを
思い知らされます。
今日は文を書くときに
・否定的な内容は、論理的にかくこと
・肯定的な内容は、感情的にかくこと・・と
教えてくれました。
彼が子供の頃の私は、極めて感情的な人間で
それが彼に刷り込まれていないか・・と心配になり
くれぐれも、感情を捨てて冷静に・・・と言いましたら、
上記のようなことを教えてくれました。
幼児期から感情的だった彼は、その失敗で
何度も痛い目にあったので、
逆に、感情的にならないようにと
自戒ができてきた。と言うことでした。
人間は100人いたら100種類の感情パターンがあり
それぞれが、自分のパターンと格闘しながら
生きてます。
昨日は
そういう人間のそれぞれが、自分と格闘している・・と言うことが
いきなりピンと来る瞬間があり、
その次に湧いてきたのが
ああー
みんなけなげに生きてんだなーという
不思議な共感でした。
自分を変えることが
至難の技のようにむずかしいのに、
他人を変えることなんかできるハズがない。しかし
自分が変わることによって
他人の反応の仕方も変わってくる、いわば
他人は自分の鏡のようなものです。
今私は意識的に他人となるべくかかわらないように
していますが、
おかげさまで、自分のなかに他人が介入して来ないので
とても安定するとともに、
自分がドンドン煮詰まってきています。
心を乱されることが少ないためだと
思います。
こういうことも常識的な人から見れば
理解できないと思いますが、
でも、自分を回復するためには
必要です。
人見知りなひと
他人と話せない人
また
どうしても心が開けない人
逆に、いつも他人に気を使ってばかりの人
他人と話していないと不安なひと
他人を受け入れてばかりのひと
それぞれいいとこ半分
悪いとこ半分で
どちらも
ありのままでいいですよ。
昨日見えてきた世界には
音がなく
人間の後姿だけが
みえたような
気がしました。
その人の本当らしさを
もしかしたら私は
後姿に見取っていたかもしれません。
顔は仮面
後姿はそのひとの生き様の影
そんな気がしました。