天空も、大地も大海原も・・・! |
いちめんに朝の光を浴びて、まっすぐに咲いて、いいです…。
『天空も大地も大海原にも、
大いなる女神たちが支配していた。』
イイデスねえー。
本来女性は強く逞しく、生命の輝きそのものでしょう。
現代は父系性という統治装置のなかで
なんだか男のほうが強く、
女性は男がまもってくれるとか
中には、夫のあとについていきます・・なんて
勘違いさせられていますが、
もともとは女性の方が圧倒的に
強かったはずです。
守っているのも
女性がその包容力で
男性を守っているので
守るとか、後についていくとかは
結婚後しばらくでみごとに
地位が入れ替ります・・・笑い!
もともと猿から人間になるについて、
直立二足歩行の代償として
男は常に四六時中が発情期となってしまった故に
女性に対する願望と幻想が膨れ上がってしまいました。
だから父系性統治装置が貫通する
現代社会においては
女性の人間的な中身や知性より
男性の発情を促す女性の容姿の法ばかりが
もてはやされるようになったしまいました。
常に発情する男性に比べ
女性は、発情期を終えると
今度は一人の中性的な”人間”として生きる時期に
入って行きます。
この”おばさん、おばあさん”という
いわゆる”性の呪縛”から解放された人生も
また素晴らしいんですぞ!
常に”女”をその意識の範疇に置き
女性への願望と幻想を断ち切れない男性にくらべ、
閉経以後は
男などさっさとを超えて
全く自分の気のむくままに自由に生きる
おばさんと
おばあさんこそ
女性だけに与えられた、報償です。
男性は願望と幻想を断ち切れないかぎり
女性から自律できません。
生命の源である女性は、
体の中に与えられたスケジュールを
生きていきます。それは
からだにの時間の経緯のなかを
起承転結に生きていくことであり、
なんとドラマチックでしょう。
懸命な女性は自分の内部に潜む豊かな内容こそが
大切だと知っているでしょう。
自分を失い、
男性の価値に自分をおもねることが
どれほど、自分を無駄にすることか・・・。
もし男性が
女性と同じように
きちんと体のスケジュールをもち
発情から解放されたらきっと
もっと女性の内面に向き合うでしょう。
懸命な男性ならきっとそのことに
気づくと思います。
もう一度
天空も
大地も
大海原も
みんな
大いなる女神たちの
息吹の中にあるの
です。