人を選ぶ。 |
連載
『ばんざいー、もう直ぐ死ねるぞ!』
・この醍醐味はワカゾーにはわかるまい!
○ 人を選ぶ。
こういう風な書きかたをすると
えらく傲慢に聴こえますかが、
そうではなく、
短く限られた人生の時間の中で、
ムダにウロウロしないために
人を選ぶという意味です。
これも歳をとるにつれ、
大切だなーと
思うことなんですよ。
私自身、長年これができないばかりに
自分がよたよたと浪費ばかりしてきたように
思います。
善意の人間でいたいという甘えが
ありましたし、
人を選んではいけないのだという
道徳的な縛りもありました。
まあ
かなり盲目的にいい人を演じてきたように
思います。
こういう色気が間違いのもとでねー。
自分の心を埋めるために
或いはことばが少しでも
響きあえるために
出逢いたいと願って生きているのに
アチコチにいい顔をして、
自分の輪郭をぼやかしていたら
出逢えるはずがない.
自分の個性をはっきり打ち出したとき
相手からもはっきりそれが見えて、初めて
出逢いの扉が開かれる。
個性が合わない人は
よけてくれます・・・・笑い!
日常生活の中の
単に挨拶や
たわいのない雑談でも
出遭いがありますが、
もっと深いところからの
交流を望むなら
同じような文化や知性の水準じゃないと
なかなか難しいもんです。
そういう意味では
このブログを書かせてもらえていることが
自分の出遭いが大きく広がって
とても嬉しいです。
ブログを書くに当たり
差しさわりのない自分を表現しても
なーんもオモロクないだろうし、
私の場合も自分の欠点も短所もコンプレックスも
そのままなるべくありのままに
自分を書こうと思って
書いていますから
読んでくれているらしい
従兄弟などから、
強烈だねえー・・・と・・・笑い!
いわれてます。
読んでくださる皆さんには
ほんとうに
恐縮の限りです。
人間は誰でもが自分の空白を埋めたいと
願っていますから、
1パーセントでも
5パーセントでも、
何万人にひとりくらいの出遭いが
このブログを通して可能になっており
ささやかにことばの共感や共有を知るだけで、
満たされ、元気を貰います。
人を選ばないで
適当にあわせるというのも
逆にとても失礼なことのように
思います。
もう三分二以上は生きましたから
残りはほんとうに
人を選び
自分を大切にしながら、
相手も大切にして
交流をしたいと
思っています。