龍馬にしがみつくのは! |
私などはこの世のなかでほんとうに少数も少数で
微数派・・だとも思うが
それでも、物事をチャンと捉えられる人がいて
ほっとする。
今朝の朝日新聞の朝刊・Opinion、意義あり・・・という欄で
「龍馬にしがみつくのは成熟拒否の表れ」・・・という
インタヴュー記事が載っている。
発言者は、高知県出身の精神科医で評論家の
”野田正彰氏です。
私はどう考えても
龍馬がそれほど高踏な志を持って
明治の黎明を開いたとは
思えない。
それよりむしろ幕末の混乱に乗じて、
ビジネスで一旗揚げようと
目論んだほうが自然で、
だから純粋に権力奪取を目論んでいた人間たちに
暗殺されたと
私は思いますがねえー!
それに龍馬の後ろにいたグラバーの後ろ盾は
ロスチャイルド家で
彼らこそ二枚舌で中国を植民地化するために
アヘン戦争をしかけてた人間たちですから・・・。
だから龍馬は明治新政府からは一切黙殺されていたが
やがて、こんどは、紙面にも書かれているように
軍国主義ナショナリズムのプロパガンダに利用されて
出てくる。
まあ
とりあえず
龍馬を美化したり神格化しない・・という
そういう事を考えていた人が
ほかにもいたんだということで
ほっと
しました。
○蛇足ですが、
どうしても日本人の現実認識と人間観の甘さが、気になるけど・・・なあー!
まあ
いいかっ。