へたくそを生きる! |
『ばんざいー、もう直ぐ死ねるぞ!』
・この醍醐味はワカゾーにはわかるまい
○ へたくそを生きる!
有る随筆家のエッセイを読んで
上手に生きてるなーと感心した。
しかし以前の〔若い時)のように、
うらやましく感じる自分はおらず、
この歳になって
人間のおもても裏もだいたい見えるうになってしまい、
上手に生きるのは、もしかしたら
つまんないかもしれないなーとも
思いますよ!
逆にへたくそな生き方をしている人間を
オモロイナなーと思う自分がいて、
人間は一生間違いだらけで、
そういうすったもんだの中を
ヨタヨタ生きてて、
それがいいねん!と思う。
つい最近のテレビで見たダウンタウンの浜田の顔が
妙に芸人独特の
もみくちゃ顔(なんでもありやーという)になってきなーと
感心し、そして
踊るさんま御殿でみるさんまの顔も
芸道で野たれ死んでもいい・・くらいの
醒めた芸人顔になってきていて
いいなあーと思う。
なるべく上手に生きるには
浅く広く
余り突っこまずに流せていけば
それなりに生きていきるから
それもよしと思うが、
逆に深く掘りすぎて
苦しいのも
苦しいけど、その代償は
深ーく、聡明な世界が見えてきた時の
さばさばした心の解放があり、
私の考えは
出来るだけ厳しいところを
目をそむけず見る・・と
それは断絶したり、孤独な世界だけど
逆に晴れ晴れとした自由も獲得できると
思っている。
さんま御殿などを見ていると
さんまは表面的な軽薄とは裏腹に
アジアンの隅田さんや
ハリセンボンの春奈ちゃん、
そして今は休んでいる、クワバタオハラの
くわばたさんなんかと話しているほうが
他女性にくらべて
よほど楽しいそうです。
自分に媚びてくる子より
チャンと二本の足で立っている女性のほうに
彼の無意識が向きあっているように
見える。
そこには孤独を引き受けて覚悟を決めた芸人が
ひとりいるようにも
私には見えるけど・・。
余りにも有名な空海のことば、
「生まれ生まれ生まれ生まれて 生の始めに暗く
死に死に死に死んで死の終わりに冥し(くらし)」と
生まれたときも暗い産道をひとりで生まれてきて
死ぬときも一人で黄泉にむかう。
そういう事をしっかり
心得ている。
それはよほど重たく暗くと思うかもしれないが、
私などは
逆に
安易なところでうかうかしないで
しっかり
この世をいきよう。と
思う。
ないと
わかれば
それはそれで
きれいさっぱり
甘えをすてて
身もかるく
すたすたと・・・と
思います。
不愉快になるか。
あるいは何も感じないでいられるか。
それによってエゴの量を計測します。
今回は猛烈に不愉快になりました。
私は貴方のお指摘のとおり、嫉妬深くまたゴウマンでダメな人間です。それを気づかせたくてたまらない・・という貴方ですが。私はそういう愚かな自分を百も承知でさらけ出しています。事情があり、いつも死を背中に、私の子供に残すべく、また有る人々へ向けて、きれい事をつらつら書くのではなく、自分の醜いところもゼーン正直に書くことが、人間として、人間は矛盾だらけだと伝えたいからです。先般はうかつにも削除してしまいスミマセンでした。寒くなるおりから身体に気をつけて頑張ってください。