朝と夜の祈り! |
朝おきて すぐ、
誰も起きてこないうちに
祈ります。
夜、寝る前に
祈ります。
宗教は関係ありません。
自分の心を整えるためです。
私の中にも
いろいろよこしまな感情が
湧いてきます。
4歳くらいから英才教育と称して
ピアノの練習をやらされました。
なにを血迷ったか、父親が
わたしをピアニストにしたくて
スパルタ教育をしました。
できなかったり
ダダをこねると
厳しく折檻されましたので
親からやさしくされている子や
甘やかされていそうに見える子や
楽しそうな子に対しては
敵意がありました。
そういう感情は
しっかりと脳に刻印され
いまでも作動してしまいます。
だから祈るのです。
今の私にはそういう感情は
いりません。
取り除いてください!と
おおいなるもの・・へと
祈ります。
大いなるものとは、
わたしを超え
わたしを包み込む
大きい大きい存在です。
なにかは
わかりません。
人間の脳は
その進化の過程で獲得した
ワニの脳、
ネズミの脳
そして
人間の脳という三つの
感情の基本があり
それは生命が生きるうえで
獲得してきたものです。
だから
ドンナ人間も
聖人だろうが、
人格者と言われる人であろうと
自分以外を全部否定したくなる感情や
自分を防衛して、ずるく立ち回ろうとする感情や
そしてそういう自分を制し
理性的で在ろうとする感情が
時と場合にとって表面意識の中に
浮き出てきます。
それに個々人の生育の中での
ものがたりが脚色されて
自分のなかで
うごめくのですね。
でも
よーく
目を見張って見廻すと
今の自分は、
あの幼い頃の悲しい自分では
アリマセン。
だから
しっかりと
今の自分を生きようと
毎日、心を
整えるために
祈ります。