放射能汚染対策・・・・! |
国民はとても不安だと思います。
しかし現場では懸命に作業が続けられており、
ひたすら頭が下がるばかりです。
昨日スーパーに行きましたら、
お米や小麦や乳製品の棚はすっからかんなのに
ワゴンにはパンが山のように売れ残っていました。
まあ民衆狂乱のあと、とでもいいましょうか、
まさに我をなくした人々が
バッタのように食い荒らして去ったようでした。
さて今日は放射汚染の恐怖について
どういうふうに心を据えていたらいいか
を書きます。
人間は今まで体験したことがない、
或いはデーター、情報が入っていないことに対しては
とても敏感に怖れ、不安になりますから
今回の災害でもしかしたら放射能を浴びるかもしれない
という事で、いろいろな情報や風評がとびかい
ともするとそれに翻弄され
更に不安にとりこまれてしまいます。
さて
どうするか・・・・?
結論からいうと
”覚悟を決める”ことです。
覚悟を決めるというと
放射能を浴びて死ぬ覚悟か・・・というと、
そういうことも含めて
まあー最終的にそういうことになるかもしれませんが、
最善を尽くしてそうなら
そうなるしかない。。。。。。と
”肝を据える”の
です。
肝が据わってないと
もう
あれこれ
詮索し
深読みし
取り越し苦労をして
どんどん自分が崩れていきます。
神経と思考が散漫になり
注意不全で
どんどん周りに翻弄されていきます。
※ 自分を喪失していき、どんどん依存が広がり
自力で生きる自信を失います。
”肝が据わる”ということは
身体が据わるんですね・・・・座ることでもあります。
身体が据わってくると、神経が落ち着き
集中が高まり
身体のセンサーが安定し
脳にちゃんと情報を送れるようになります。
ちょど臍下丹田といいますか、
おなかの底がデンと安定し
重心がしっかり治まります。
精神が安定するから、免疫力も
高まってきます。
それができてくると
こんどは、
動物学者の日高敏孝先生ではないけれど
”よーく観察して”
周囲まんべんなく
よーく眺めて
事の成り行きの
”全体の流れ”を冷静に掴む。
それから
じっくり
優先順位を
考察する。
思考を整理して
無駄な不安や
深読みを取り除く。
決して
廻りに付和雷同して、
動かないこと。
自分の目でことの成り行きを見定めて
それから考える。
いずれにしても
最初の
「覚悟を決めて
肝を据える」が
とても
大切です。
何がきても動じないぞ・・・という
覚悟です。
そして
国民のために
身を挺して頑張っている
現場の方々、
それを支援して奔走している
関係者の方々へ
全身でエールを送る。
何もできないが
私達も一緒だよ、後ろについているよ!
と
全身で、無心に
応援する。
自分の肝が据わり
身体が安定し
思考回路が十分に機能していくと
もう安心
大概のことが
乗り越えれます。
ガンバロウネ!
追 こういうときこそ、良寛の
『騰々任運』 ですね。