おヽ同志よ 、 江頭2:50!! |
久し振りに昼食を一緒にした。
そこで息子から江頭2:50氏が、20日頃
福島県いわき市に救援物資を積んだトラックを
自ら運転して運んだことを
聞いた。
原発で放射能汚染をドライバーたちが怖れ
それを見かねての行動らしいです。
救援トラックが来たので
見てみたら、なんと
江頭氏だった・・という事らしく、
江頭氏そのものは、恥ずかしがりやらしく
一切それを他言していない!
それに息子も娘も大いに感心していました。
江頭氏と言えば、その芸風が
ちょっと痛すぎるというか
下品というか、
以前トルコ衆目の前で裸になって
顰蹙を買った芸人・・・。
そういう色眼鏡で私は見ていたが
息子や娘は、かれこそ稀代の芸人と
大いに賞賛するので、
そうかい・・?と
アメトークなどで彼をみていたら
まことに素晴らしいです。
何故彼が裸芸人になる必要があるのかは、
なんとなく見えてきている、しかし、
それを身ぐるみはがして分析するつもりはないが
彼の中に深い自己懺悔の影のようなものを見る。
それは彼が自分の行動に対して懺悔しているなんていう
底の浅い話ではないよ!
何か苦行僧のような
精神の深みのとこにある
自己抑圧の影で
おそらく彼が僧を選ばす
道化の道を選んだのは
人間としての深淵な謙虚さが
あったからだと
私は思うのですが・・・。
アメトークの町工場芸人で
いまだに町工場のオートラインで
アルバイトをしている氏の
そのままの手つきや体の動きは
チャップリンの”黄金狂時代”の
しぐさを思いださせた。
人間は表面だけではわからない、しかし
凝視してよーく見てみると
その人の奥に陽炎のように、浮かんだり消えたりする影というか
その人間だけがだれにも明かさず
後生大事に持っている
人生の道連れがあり
それを見たとき
ほんとうに
私は共感する。
おヽ同志よ!と
ひそかにうれしさが
湧いてくる。
おヽ同志よ
江頭2:50!!
