自分を知り尽くす! |
自分の弱さや限界をちゃーんと熟知したうえでさらに
自分を生かし、他者も生かすことができる人間だと
思っています。
そのためには
自分の弱さと向き合うことができる
そして自分の能力や強さも
知っている。
限界を知っているからこそ
そこからさらに自分を前進させることができる。
常に自分を耕している人間です。
この自分という人間の等身大を熟知していないと
過剰に自分を膨張させて評価したり
逆に委縮し、他者への依存で自分を
生かそうとする。
菅総理もこの危機で少しだけ
自分が思うほど自分には能力がナイ・・・と
うすうす気づき始めたのかもしれませんが、
それでも、もっと早く自分の限界をわきまえていたら
自分よ優れた人々をどんどん多用し、
隘路をひらけたかもしれません。
自分という人間を知るには
昨日書いた、自分に起きてくる
厄介な感情や
自分でも苦々しい自分の中に起きてくる衝動を
ちゃーんと
受け止め、解析して理解してあげる必要があります。
そういう自分を嫌悪したり
嘆くことのは
ほんとうに不毛です。
自分が思う自分の醜い部分や
嫌悪するところにこそ
自分の宝物があるんですねー。
そうして
自分という人間が紐解かれ
明らかになっていく時
同様に他者の限界も弱さも
そしてその逆に自分にはない能力を
持っていることが
見えてきます。
こう書くと
あゝーそんなことなら
すでに、わかってるは・・・・と
思うかもしれませんが、
言葉として理解しているひとは
ゴマンといるでしょうが、
ほんとうに自分の暗闇に
光をいれることは
むずかしいです。
でも
このブログをよんでくださっているなら
自分という人間の隅々まで
光をあてて見渡すことが
とても大切で
いつかきっと
少しずつ歩き始めていただけるかなーと
思っています。
人間が群れることは
お互いが弱いから依存しあうことではありません。
個の自立と独立の上にさらに
弱さを補うものとしての
群れです。
他の動物たちは
ちゃーんとこのことを熟知しており
小魚や鳥や昆虫や動物などの行動志向をみてても
そこには毅然たる己自身と仲間があります。
人間だけが
めめしいですねえー・・・笑!
今の危機だって
人間だけが
原発の安全神話に盲目的に
依存した結果で、
なんとわたしたちは
うかつだったんでしょう・・・・。
自分の弱さも限界も
そして自分の素敵さも
また可能性も
ちゃーんと知り尽くして
さー
なにが必要で
なにが必要でないか・・・。
そのことを熟知できる成熟を
私もその途中の道すがらですから
ご一緒に為すことができればと
思っています。