『心に思っていないことは 言わない!』 |
言わない!』
このことを心がけるだけでも
自分の内面はかなり安定します。
心で思っていることと反対の事や
思ってもいないことを
口にするたびに
そこにストレスが発生することなど
誰にでも理解できるでしょ。
心と言葉が一致しているときは
身体が自然ですが
そこにねじれがあると
どうしても呼吸が浅くなり
その上
自分をカムフラージュさせるために
頭をフル回転させている訳ですから
当然ストレスがかかり
疲労がきます。
また呼吸が浅いですから
相手も微妙にそれを感じ取り
あゝーウソいってるなー・・って
はっきりとは自覚できなくても
漠然とわかります。
昨日も書きましたように
それが講じると
いつも擬装する、嘘の自分が
常態化して、
鳩山さんではないけれど
自分をペテンにかけているうちに
ペテンのほうが自分になっていくという
ことでしょうか。
それでは嘘をつくなというと
世の中そうはいきませんから
嘘をつくというより
”ほんとう”を加工するという事で
いいと思います。
”ほんとう”はこうなんだけれど
それをそのまま言っちゃー具合が悪い…なんて時には
なるだけ本当の機軸を変えないで
ボカシ、たり
遠まわしに逃げたり
その人の知恵の使いどころです。
知恵は使わなくてはねえー。
ただし、ボカシやほのめかしでは
そのことの真意は伝わりませんから
そのことを計算に入れたうえで
使い方を考えないと
いけません。
相手に真意を伝えなければならないときは
しっかりと
はっきり伝えることですね。
そして
本当のことを言うとき
気持ちが退けている場合は
ズバッと
はっきり
大きい声でいう!
言いにくいことも同様です!
あっけらかんと
ズバッと
言い放つ!
可能なかぎり
言葉と心の”自己一致”で生きる。
しかし
それがどうしてもできないときは
確信犯とし”自覚”して
嘘をつく。
しかたがない・・と嘘をつくのと
嘘をつくことが常態化しているのとは
えらい
違いですよ。
カウンセリングで
自分の表面意識から
自分の深層にある本心(こころの全体性)へと
意識を下していくワークがあります。
意識の底には「セルフ」と呼ばれる
自分の心の全体心があり
その扉を開いていきます。
その時
呼吸を深くして
できるだけ身体をリラックスして
頭の緊張をとりながら、
回転をゆるやかにしていきます。
その時
日ごろ自分が覆いをかけている自分のほんとうの気持ち
意識しないようにしているほんとうの感情などが
浮かび上がってきます。
自分の行動の動機づけになっている
ホントのことが見えてくるのですが
いつも自己一致しているひとは
かなり簡単にそこへと辿りつきますが
嘘ばかりついて生きている人は
なかなかそこへ辿りつきません。
中にはどうしてもそこへと行けず
自分の中ねじれを解くことができず
周辺ばかりをうろうろしてしまいます。
とても気の毒に思います。
なぜ自分の思っている本当のことを
言えないか。
なぜ嘘をついてしまうのかは
その人が自分の本心を明かすことによる
不安や怖れがあるからです。
でもねえ
それもほとんどが
幼児期に
そう思い込まされたのです。
逆にホントの事をズバッといわれたり
ちょっとはこころが動揺しても
嘘をいわれるより
うーんと気持ちがいいものです。
ほんとうのことを
言えない人は
そういう自分に対して
ことあるごとに
「大丈夫、安心して・・・。」と
言い続けて
自分を安心させてあげてください。
自分にも
他人にも
できるだけ
正直に生きるほうが
本当は
生きることが
楽チンになる極意だと
私はおもいます。
アジサイがさきました。
キラキラ光っています。
本当に、いつもすっきりとした気持ちにさせて下さって、ありがとうございます。
私は真っ直ぐに口に出し過ぎて、過去何度も痛い目にあってきました(苦笑)
上手くぼかしを使えるようにならないと。。