独り言！バッハの恩寵！

アマゾンからバッハ無伴奏チェロ組曲・ロストロポービッチが
届き、さっそく聞きました。

もう胸ぐらをつかまれたようです。

バッハと言えば子どもの頃
インベーションの譜読みで
さんざん苦しみ
平均律は地獄で・・・・。
だからどうしてもよけて通っていましたが、
最近、バッハのすごさというか
深さにぐいぐい引き込まれる。

飾りを必要としないというか
論理的フレーズが
螺旋のように輪廻して
人間の深い懊悩へ
神が語りかけてくる。
そして一筋の救済を感じる。


まさかバッハにこれほど
自分が入り込むとは
若いころには
おもってもみませんでした。

同様にスカルラッティも素晴らしいです。
スカルラッティの中に或る
存在の不安みたいなものも
さいきんやっと
理解できました。