あきらめないでッ!・・・・? |
村上春樹さんの本がたくさん売れるのは
もしかしたらこの国の人々は
”あきらめて”いる人が
たくさんいるのかもしれない!
古来より先人の生き方の手引書や
悟りの極意は
あきらめるとこ、すなわち諦観で
それは「あきらかにする」と
こじつける人もいるが
私はそうではなく
あきらめたほうが
ずーっと生き易くなることと
あきらめなくていいことを
しっかり分けることだと
思います。
むしろ
あきらめたら、もったいないことを
きちんと分別することだと思う。
人間は内面を外界に投影していきているから
どうしても目に見えるものや
目に見える世界を
いじくって
自分を生き易いようにしようとする。
例えば、人間関係や、自分の環境や物質など
その中でも一番大きいのが人間関係で
それを何とかしたいと思っていても
どうにもならない現実にぶつかり
あきらめてしまう。
またその人間関係を通して
自分の願望をはたそうとするが
なかなかうまくゆかないので
あきらめてしまう。
結論からいうと
そういう
他者に投影したもの
他者を通して
獲得しようとするものは
さっさと
あきらめてしまうことです。
その中で一ばん多いのが
”愛されたい”という
受け身の願望で
そういうのは
ナイから・・・・・。
他者への執着や依存が強ければ強い人ほど
その落胆は絶望的になり
そこから波及して
自分の能力や意欲や生命力まで
あきらめてしまう。
では
あきらめないでいいこととは?
自分の中にるもの
目にみえないものです。
自分の中にある可能性や
自分のなかにある
考察するちから。
じぶんのなかにある希望や願望。
これも他人を通して叶えるのではなく
自分を通して叶えようとする
希望や願望ですぞ。
自分の中にある・・というより
脳の基本的な性格、機能である
・前へ進むちから
・その生命を保全し生きさせようとする力としての
情報の収拾と編集力”
・自分の能力”を高める努力”は
どんどん自分の知識や情報の解析力を高めていきます。
・そして、物事を客観的に見るちから
などなど
自分が主体となって
自分を磨いてゆく能力を
あきらめない!
自分の中の内面力をあきらめては
いけない!
そのためには
傍観者をやめて
ちゃーんと
自分の輪郭を
明確にし
主体を生きる。
間違いやドジや挫折などは
財産ですぞ!
そして
愛されたい・・・なんて甘ったれずに
愛すること・・・。
※ この愛するということばにはどうも
自己犠牲や献身のイメージがついてしまいますけれど
そうではなくて、
相手のありのままを
受け入れることができる内面にしてゆく。
それは関係のありかたを
自分が主体の関係に
変えるちからとなります。
仮説なんぞばかり
喰わずに
頭をぶつけて、生きた情報を
掴んでいくほうが
よほど人生が満たされていきますからね、
ひるまない!
そして
心のなかを整理する。
特に依存や執着や自己憐憫(すぐ傷つく感情)を
捨てる。
ほんとにすごいもので
いくら隠しても
本人が気づかないうちに
その本心は
ちょろーっとでてしまうものだなー・・と。
昨日の村上さんの文を読みながら
改めて
人間というものに
感心しました。

なんの花か知りませんが庭にたくさん咲き始めました。
父ちゃんは、こんなドギツイ花は、植えた覚えはナイ・・・と
言ってますが
私はこんなドギツイ花も好きです。
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