脱原発と言うなら・・・・! |
菅総理は、脱原発、原発に依存しない社会をめざすと
演説したそうだが、
この人は、思いつくが、それを実現するための
方策や段取りについては
頭がつかえない・・・という
典型的な人間で、
世の中にはそういう
打上げ花火ばかりをいう人間が
うようよいる。
しかしほんとうに優れている人間は
思いついたこと、ひらめいた事を
どういう風に実現していくかまでを
考えられる人間だ。
そこには物事を、
そうそう安直には
言えない重さがある。
言うのはホントに簡単なんだよ!
もし菅氏がほんとうに脱原発、原発依存をいうなら
これまでのように
放縦にエネルイギーをつかい
成長経済ばかりをめざし
お金本位の文化をみなおし
それこそ
今までの人間の生活の在りかたから
文明の方向性までをひっくり返すくらいの
大転換が必要で
それには、これまで繁栄や豊かさに対する
我慢や忍耐を引き受けなければならない・・・という
国民に向けた厳しさを
口にしなければならない。
安直に自然エネルギーへとの転換を謳い
そこには
何故人間はエネルギーを必要とするのか・・という
根本的な問かけをする視点は抜け落ち
何やら、新ビジネスの匂いを嗅ぎつけて
彼のシンパになっている人間の
御神輿に乗っかっているようにも
わたしには見える。
しかし
菅総理の事は別としても
時代は大きな転換期であることは
間違いない!
私たちは考えなくては
ならない。
自分達が今享受している文明の生活が
あまりにもリスクが大きすぎること、
それは自然を破壊し
地球の存続すら危うくするかもしれないこと。
もともと地球はオゾン層という
太陽からの紫外線を遮断できたことで
われわれ生きもの生存が可能になった星である。
そのオゾン層さえも穴が開き始めている
そして自然のバランスが崩れだし
気象の変動や熱帯化など
重大で深刻な中に
あたかもそれを回避するように位置づけられて
原発があった。
しかし
そうだろうか・・・と
私は思う。
放射能のリスクまで起こしてもなお
突撃してゆくこの
文明を
ほんとうは根底から
検証しと総括しそして
人間の存在の在り方まで含めた
大転換を
始めなかればならないのではないのか。
人間の欲望はその裏に欠損がある。
その欠損を埋めないかぎり
欲望は
むさぼり喰らおうとする。
しゃぶりつくそうとする。
そういう人間の在り方まで含めて
目覚めなければ
ならないにではないか・・・。
人間社会という
大怪物が
大きく、のっそりと
向きを変えなければならないその
折り返し地点が
今だと
私は思う。
一方で
思想、哲学、そして学問を
総動員して
欲望のむさぼりを叡智に変える文明の転換を
提言し実行していく。
そこには
大変だけれども
日本の政治機構や
官僚機構の大改革への
決意と覚悟がいる。
教育を始め
社会のシステムの大改革も
必要だろう。
そして
豊かさとは・・と
国民の意識や価値観の変革に
大ナタを振るい
忍耐をともないながら
浪費と消費の生活から脱却する
国民生活の大転換が必要でしょう。
産業を膨張させる
成長の経済ではなく
抑制し
絞り込み
更に淘汰した
社会へ貢献できる産業へと
産業のアイデンティティーを
問い直す。
そして個々の人間の関係も
世界の国々の関係も
奪い合うのではなく
今共存する関係へと昇華させるには
どうしたらいいかという
モデルとしての
脱原発社会を
国民に
問いかけることだと
私は思います。
賢明なるこの国の人々はきっと
成し遂げられると
思いますよ!



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今現役の保育園の年長さんや年中さんが30年後に粘り強い力を発揮できるような『幼年時代の遊び体験』や『遊びの世界』を心豊かに過ごせるような援助の関わりをを創造していくことが直結する道かもしれないと仮説をたてさまざまなアプローチを試みています。