島田紳助さんの成功禁止令! |
記者会見をしていて
びっくりした。
けど
これって
もしかしたら
成功禁止令がかかっている人の
模範的ケース・・・・・みたい?
ええっ!
ホントかなー・・・って
見ていました。
成功禁止令のかかっているひとは
成功が成就しそうになるその一歩手前で
成功の積み木崩しをしてしまいます。
その心理の奥には
成功することによる不安や
リスクに対する
自信のなさや恐怖があります。
まさかあの自信たっぷりに紳助さんに、
そんなこたぁーないだろう・・って・・・・!
誰も思うから
もしかしたら
かなりやばいことをしてしまったのかなー?
そういうことをやってしまうことも
含めて、
記者会見の中で
何気なく彼が発した言葉を聞きながら
やっぱりそうかもしれないなー
とも思えるし、
でもそうじゃないかもしれないけど
まあこれをネタに
成功禁止令の観点から見てみるのも
おもろいのでねー・・・。
いつもどおりの
独断と偏見で
書いてみましょう・・・

成功禁止令のことは
このブログでも散々書きましたから、
読んでくださる方も
ご自分で分析していただくのも
おもろいですからわたしが
詳しく書くのではなく
皆さんに考えていただいたら
どうでしょう・・・・・!
分析のヒントになるようなことを
少し書きましょう。
ヒント1
もし成功禁止令が
かかっていない人なら
今回のようなことで
積み木を崩すようなことは
しない。
なぜなら成功するには
たくさんの障害や山を
乗り越えてていかなければならないし
絶対絶命の危機だって
超えていかなければならないから
危機が来たときは
それをどう超えるか・・・を考え
積み木を崩す・・・ということには
ならない。
今回のことも
上手に乗り越えていくと思いますけどねー!
ヒント2
彼の会見の中で
この仕事をしてきたからこそ
普通ではあえないような
ビッグ・・・たしか偉人とまで言っていた気がするが
孫正義氏に対する
過剰な賛美と尊敬・・・。
ヒント3
後輩にしめしがつかないから
一番重い罰を自分に課した・・という風に
弁明をしていた裏に或る
彼自身の自己イメージの損傷。
もともと芸人は、市民社会のはみ出し者で
アウトサイドの人間なのに
なぜか、健全さに対する自己イメージダウンの
深刻さがある。
勿論
テレビという、市民社会の枠内で仕事をしているからこそ
今回の事は深刻なイメージダウンなんだろうけど
でも
それは
芸人としてどうなの、
紳介さんの成功は
テレビというドメインの中だけでの
成功だったの?
ヒント4
ヒント2とヒント3を重ねてみると
彼の成功イメージが
透けて見えてくるでしょ・・・!
ヒント5
たくさんの後輩芸人や
引き連れているタレントから
留意を願われたけど
自分として範をただすという
ことばの裏には
自己イメージとして、
「在り方」の形のほうにシフトが行っており
自分の芸の中身に対する自信や価値や意味に対しての
自信?が薄い・・・のかも
しれない。
つまり
自分を慕ってくれている後輩やテレビを見ながら
大笑いをして、自分の芸を楽しんでくれている視聴者や
それを支える関係者は
自分という人間の発する”内容(芸)”に対して
その存在の認知や、価値や、意味を
評価してくれているのであり
自分が担っている役割は
問題を起こしたら、潔く引退・・・という
”在り方”の形などではない・・・という
自分に対する信頼が
弱い
つまり
自分が必要とされているのは
自分の中身、内容、芸に対する
圧倒的な”信頼”なのだ・・・という
自覚が
弱い!
ヒント6
いったい彼は何をしたかったのだろう・・・?
・事業者としての成功か?
・芸人としての成功か?
・人間としての成功(自己充足)か?
こんなにたくさんの人に愛されているのに
そのことに対して
”圧倒的自信”がもてない。
それはなぜか
このことも依然書きましたが
世の中の表面に上昇してくる人たち
つまり脚光を浴びたい人たちの真理の奥には
自分の心の欠損を
自分の家族、妻や子供や親や友人などとの交流から
埋めるのではなく
いわゆる
実体のない
不特定多数の流動してしていく人々からの
支持、や憧れやや熱狂のなかに
それを求めてしまいます。
それがどんなに気まぐれで
あやういものかを
紳助さんはよーく知っているのだと
思います。
いかに自分の足元が
不確かなものかをですね。
しかし
自分の存在基盤を
そういう気まぐれな大衆に置くのではなく
自分の芸に置いてなお
支持されようしまいと
芸を磨き
大衆を信頼し
それが開花していく成功なら
それは自分の身の丈とともに
成就していくでしょうし
ちっとやそっとでは
ゆるがないものになるでしょう。
もしかしたら
そこがしっかりと築かれていないから
自分が一番悩んでいる時に
助けてくれた・・・・・という
なんとも弱いところに
なんかヤバイ人がつけこんだかもしれませんねー。
最後に私は
彼の深層心理の奥に
怯えた子供を見ます。
また
自分が思い込まされた親や社会や集団の規範から
逃れられず
自分を罰する子供を見ます。
こんなに愛されているのだから
愛しかえしたらいいのに
それよりも自己規範のほうにしか
目がいかない・・・。
成功するって
なんでしょうか。
成功していくためには
様々に自分を脅かす
自分の内部に或る既成観念や
脅しから自由にならなければ
なりません。
そのためには先日も書きましたように
不安や怖れの意裏にある
エゴや欲も
大掃除ししないとね。
また
どんなことがあっても
その時こそ
やわらかく自在に頭が働き
それらを
超えてい覚悟を持つ、それも
深刻ではなく
楽天的にです。
そう強くなるためには
自分が到達したい自己イメージを
しっかり確立すること。
彼の場合、事業者として大成功し大金持ちになることなのか?
孫正義のようにね・・・。
(まあ―孫氏が成功したか、ということも、
まだまだ不明だとはおもいますけど・・・)
ほんとうに成功した人は
強欲じゃーアリマセンよ
それとも芸人として大成していくのか、
それとも、芸人として、
道化のヘタレ芸道を究めていくのか
もしかしたら、のたれ死ぬかもしれないけど・・・。
いずれにしても
紳助さんは
才能の塊だから
いつか
また
蘇生してくるでしょう。
その時は
圧倒的に
成功してほしいです。

展望台からみた釧路湿原です!


よかったらどうぞ!

いつも心の励みにさせていただいています。
島田紳助さんの引退は本当にびっくりしましたが、denshinbasiraさんのヒントを読み進めて行くうちになるほどと納得をしてしまいました。
自分と向き合い、自分を認めること(受け入れること)の大切さを、改めて認識させられますね。