究極はシャドウとの対決です・・・・? |
あまりにも説明が難しく
その全貌を伝えられるかなーという
自信のなさのせいだろうか、
なかなか私の中に
書くエネルギーが
湧いてこない。
困ったもんだ・・・。
私自身、自分の晩年はカウンセリングルームを
開いて・・・・と思っていたのだが、
こころの事を追求すればするほど
奥が深く、
またその奥の深い処まで踏み込まないと
人間は同じことを繰り返してしまう
このことを考えて
カウンセリングルームの事は
あきらめた。
あきらめたというより
単に一、二回のカウンセリングでは
到底解決できない、
むしろその相談者が
自分の足でしっかり大地に立つまでは
じーっと成り行きを洞察し
見守っているしかないし
その経過の時間こそ
カウンセリングだと考えるように
なった。
人間の奥深い谷の底にある
闇の世界とは
心の闇を支配しているのが
シャドウで、
シャドウは、深い深い無意識の闇から
その人間をコントロールしてしまう。
だから大概の人間は
そんな谷の底の闇があるなどとは
気づきもしないし
自分はいつも
光の中でいきていると
思い込んでいる。
シャドウとの闘いは
少しでもいいから
自分の内面をみつめ、
まずシャドウという影らしきものが
自分の中にあるなーという気づきが
うっすらとでも自覚がない限り
ありえない!いや
そこに触れることすら
できない。
たいがいの人間は
自分はいつも正しい・・・という
意識表面の擬装をしているから
あるいはうっすらと感じている人ほど
面と向かってシャドウの存在を
指摘されればされるほど
とんでもない・・・という反発や抵抗の感情に
取り込まれる。
そうなると
カウンセラーには見えていても
それ以上、カウンセリングは進まない。
いつも自分は正しい・・・という
心理がなりたつことこそ
その裏に
ほんとうはシャドウの働きをしっているからこその
心理反動で
逆に表面意識では
シャドウの存在を
全否定せずにはいられないのだが・・・。
それに気づくには
高い知力が必要です。
だから
そこに踏み込んでいくには
カウンセラーのリスクが
あまりに大きい。
しかしシャドウとの対決
シャドウの解析
そして
シャドウを統合しない限り
その人間のカウンセリングは
いつも中途半端なものに
終わってしまう。
まあ
目先のことだけ解決すれば
それでいいのかもしれないが・・・・・。
シャドウの存在にまるで
気づいていなかった人間が
少しずつその扉を開いてゆくには
時間がかかる。
時には何年も
時には人生を費やしても
いや、人生そのものが
シャドウとの戦いかもしれない。
だから
シャドウとの対決そして統合を終えて初めて
その人の人生は完成へと
向かっていく。
それは自分の自我の汚れを洗い
自我の汚れが洗われて出てくるのは
綺麗なこころの自分では
ない。
人間の清らかさも
汚れも
光も闇も熟知できる
全体としての
立体的な
自己の確立である。
私自身は相談者の中にそのシャドウの影を
見つけたら、
一応その説明するが
シャドウと相談者の対峙に関しては
じーっとも見守り
そしていよいよ機が熟したときまで
待つしかない。
それは相談者が
自分で気づき
どうしても苦しいから
ほんとうに芯の底から
解決したいそのためには
シャドウとの扉を開けたいという
意志と覚悟がたいへん重要である。
自分の意志で対峙し
そして対決し
解明していくプロセスが
大変重要なのある。
それがないと
相談者は受け身で
カウンセラーに依存しながら
受け身でシャドウと対決し
中途半端な対決ほど
なーんの解決にも
ならない。
そして
カウンセラーのほうは
その能力、力量として
今まで思いもよらなかった
自分の心理の深層を覗きはじめた人間(相談者)に
自分の意識と深層心理の乖離の説明を
ちゃんと整合性を持って説明できる力量が
必要である。
それには
カウンセラー自身も
自分の深層心理と表面意識の
乖離を論理的に整合性をもって
解明し、熟知していることが
大変重要なこです。
カウンセラーの中には
それができていないために
宇宙とか霊とか前世とか
いわゆる神秘化して
解決しようという人たちもいる
いわゆる
神秘という方面での解決を図ってしまう。
しかしすべては
その人間の脳と体の中で
起きている
脳のシュミレーション現象ですからね
宇宙とか霊とか、なにやらの
神秘ではありません。
自分の中のことを
自分が
解決し
自分の世界を
しっかりと
確立していくのです。
逆にそれだけ
個々人の深層世界は複雑で多様で
人間の数だけのシュミレーション世界の
物語があります。
その
個々人の意識と深層心理との乖離を
論理的に言語化し
なおかつ相談者のこころにピンと響き
ストンと納得の心が
落ちるには
カウンセラー自身の力量が問われます。
そしてそれはカウンセラーにとっては
相談者との対峙で
対話と同時に
原因と深層心理の因果関係を突き止めていく
脳のシュミレーションが
同時進行していくことであり
大変な集中力とエネルギーの消費が
必要となります。
私などはカウンセリング後には
二日間くらいは
脳も体もスカスカ状態になってしまいます。
それでもシャドウ世界の大きな石を
ひとつ取り除くのが
やっとですから、
あとは
相談者が自分で
気づいたら
自己暗示をかけ
自分をトレーニングしていくという
地道な努力が必要です。
人間のこころの奥って
なんて深く
多様に満ちているのでしょう!
つまり私自身は
あまりに
人間の深層心理の深さを知るにつれ
営業的なカウンセリングでは
どうしようもないなーと
考えるにいたり
今にいたっています。
しかし
自分で抱えこんで悩むよりは
カウンセラーと対話しながら
自分ひとりの思い込みの世界ではなく
客観的に検証したほうが
ずーっといいに
決まってます。
私自身も
行きづまったら
カウンセリングにいきます。
カウンセリングに行きながら
少しずつ自分の心を掃除していくと
自分自身も成長していきます。
そういう自分の成長に合わせ
カウンセラーに依存せず
自分にみあうカウンセラーを探すのも
とても大切なことです。
必要なら
捜す
この探すことが
出会いへと繋がります。
つまり
人間には偶然というものはなく
※ (大きな意味での偶然ですよ、
日常のなかでのこちょ、こちょとした偶然は
たくさんありますよ・・・!)
いつも
深層心理が
磁石の働きを
魔法の杖の
働きを
しているのですね。
ああー
なんとか
書けました。
次はシャドウについて
書かねば
なりませんね。



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● 最近、ブログを書くだけで精一杯で、ちょっと疲れてきたので
コメントンに関しては、お返事を書かないことにいたしました。
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