シリーズ「残念なひとびと」・・・自我が勝利して敗退するひとびと! |
オモロかったなあー!
漫画を見てるようだった。
「ずっこけ三人組」みたいな
三人が出てきて、しかし二人が中年の女性で
ひとりが若い男で
女性のひとりは”ハカセ”のように
黒縁のメガネをかけていた。
この三人の図太いこと
そしてそれぞれの柱がどーんと立っている
その個性が面白いのと
彼らは他者に対してやさしいから
周囲から
愛されてるなーと
私が夢の中で思っていた。
さて昨日、結婚生活とは
”創造的破壊”の日々だと書いたが
多くの人間が
結婚して初めて
強烈な異文化に遭遇する。
つまり
自分の親が持っていた文化と
相手の親が持っていた文化とが
激しく衝突する。
から、
そこからが自他の分離の修行が始まると
いう訳です。
自分の身につけていた文化が
ことごとく否定される。
そこに固執しようとすると必ず
喧嘩になる。
しかしそれでいいんです。
そうなるのが当たり前ですから。
その時自分の文化を相手に押しつけて
支配してしまったら、
相手がもう押し黙ってあきらめてしまったら
その人はもう
自分を進化させたり
自他の分離の契機を失うという事ですね。
そういう人”残念な人々”を
たくさん見てきましたし
今もそういう人だらけでです。
そういう、
自分の
●自我の勝利を手に入れた人々の
特徴は、
・何でも自分のものさしで
測ってしまい
他人との差異が見えない、或いは
理解できない
つまり
誰もが自分とさして変わらないようにしか
見えない!
・アタマの中では人間はイロイロヤーと
分かっていても
無意識での行動は
他者も世界もぜーんぶ自分色でみてしまう。
・そうして、うかうかと
自分の価値観や思い込みだけで
他人の中へ介入していき
焼けどする!
つまり、物事が自分のベールを通してしか
見えないのですね。
自分と異文化の人間に出遭ったら
そのときこそ
”賢くずるく”
相手文化を吸収合併すればいいんです。
その契機は”喧嘩”つまり衝突です。
妥協ではありません。
夫婦も喧嘩しながら
それを
実らせていければ
最高ですね。
自分が怒ることばかりに
気を取られないで、
その喧嘩の根っこにある
異文化まで
考えられると
いいですね。
自他の分離というのは
なかなか難しく
親との分離が出来ていない限り
親の文化のメガネやベールでしか
世の中が見えませんし
他者もそういう風に見てしまいます。
今までいい意味で私が
”自分が見破られ、
おみごと!と脱帽した経験は
3回しかありません。
見破った人たちは
いずれも初老の
人生を熟得した方たちで
二人は女性で
お一人は最近お会いした
英国人紳士です。
とても嬉しゅうございました。
相手の輪郭や
熟成が
そのまま見えてくる。
その深-いまなざしを
得るためには
強い衝撃を受けながら
或いは
失敗や挫折の深い淵に落ちながら
自分を洗いざらい
見直し
再度自分を復活させていく過程で
少しずつ
手に入れてゆくものなのですね。
”自己”がしっかり立っていく中に
”洗われて、より澄み切った自我”が
内包している・・・。
そんなかんじですかねー!
・明日から二日間京都に行ってきますので
ブログはお休みします。
秋の京都は初めてです。

上田城址公園の紅葉です。

よかったらどうぞ!
マガジンに参加してくれた新しい彼女の記事が
ありますよ!
● 最近、ブログを書くだけで精一杯で、ちょっと疲れてきたので
コメントンに関しては、お返事を書かないことにいたしました。
でも記入はご自由にどうぞ!