シリーズ「残念なひとびと」・・・スキだらけの大臣! |
沖縄問題で失言をした大臣が
沖縄の知事と会見した後の記者会見で
ハーッと肩を下して
大きなため息をついた。
エエーッ!
何この大臣、スキだらけじゃないの!
その場の自分の姿丸出しジャン!
この大臣が失言したことも含めて
自分の素をまるだしというか
いわゆる政治的頭脳プレーが
まるでできていない。
正直と言えば正直であるが
自分の感情そのままで
こんなわかりやすい人間は
もし私が役人なら
こんな安易な奴
てのひらでころがしてやろうと
思いますよ!
組織のリーダーとしては
もう失格どころか
いわゆる係長か
課長どまりの器の人間が
大臣をやっているこの国は
一体どうなちゃってるの!
そういえば
鳩山も菅も
みーんな隙だらけでしたねえ!
そういう人間達が
政治的なネゴシエーションなんか
できるはずがない・・・。
まして防衛などという
国の危機管理など
この無能なヤツに
任せられらないと
思いますけどね。
組織のリーダーもそうですが
人間というのは
何事においても
自分が尊敬できない、或いは
スキだらけで
無能である人間には
ついてゆかない。
ついてゆかないどころか
舐めてしまい
足をひっぱる。
以前にもリーダー論で書きましたが
大勢の人間を引っ張ってゆくには
自分の個人的感情を貌にだしてはいけない。
自分の本心は冷徹に
鉄面皮のように鍵をかけておかねば
ならない・・・。
か、
田中角栄のように
自分を120%丸出しの
弾丸のような驀進するエネルギーを
出すかどうかで
田中は自分の人間味をだしながら
横目でちゃーんと衆目の動向を
計算していた。
残念ながら娘の真紀子さんは
弾丸だが
横目の計算が抜けている・・・・笑!
自分の弱さをさらさないか
弱さも強さもすべて
曝しても
圧倒的に強く
また抜きんでた能力を
持っていないと
人はついてこない。
それが人間の心理です。
政治家は
政治的なスキルを磨いていないとねえ・・・。
政治家の劣化が激しいです。
政治家でなくとも
人の上に立つ
或いは
パブリックな仕事を
成し遂げようという人間は
自分の素を、
自分の負を
どこかで封印していないと
大衆から嫌悪される。
大衆は残酷で
弱い人間
すぐへこむ人間
負の感情を出してくる人間に対しては
容赦なく見下してくる。
逆に芸人などは
いかに自分がヘタレでクズかというところに
いないと
大衆は無意識に
イラつく。
最低に見下されてこそ
彼らの勝利があり
そこを見誤っていると
どんどん谷底へと
落下していく。
大衆は常に自分の投影(偶像)として
パブリックな人間を見ているから
それが中途半端に自分以下だと
イラつくし
自分より限りなく
以下だと安心して
支持をする・・・・笑!
パブリックな場に立つなら
それなりの覚悟と
計算と
自我の鍛錬が必要で
冒頭の大臣などは
その覚悟もなーんも
ナシにノコノコ
うかうかと
大臣になっただか
してもらったのか・・・。
それにしてもこういう人間ばかりが
出てきては、
一時的に持ち上げらては
すぐ蹴落とされるという
日本の政治の現状と
選挙民のありようは
どうしたもかと思うけど
政治が厳しい政治ではなく
学芸会の劇化してしまったことは
いかにこれまでの日本が
平和であったかだし
しかしその危機感不在の甘さと
しまりのなさから来る
ほんとの厳しい”危機”が
今、足元から
ヒタヒタときているのだと
思います。
本当はこういう事態に怒るよりも
自分を引き締め
自分を強く鍛えていかなければならないのかも
しれません。
自分の内面を
しっかり
鍛えることです。
そのためにも
このブログを一生懸命に書いて
私も生きているうちに
少しでも役にたてらばと
思います。
『伝心柱マガジン』もやっちょります。
よかったらどうぞ!
マガジンに参加してくれた新しい彼女の記事が
ありますよ!
● 最近、ブログを書くだけで精一杯で、ちょっと疲れてきたので
コメントンに関しては、お返事を書かないことにいたしました。
でも記入はご自由にどうぞ!