シリーズ「残念なひとびと」・・・魂の声をききながら 、わが道を行く! |
そこにある
共生のプログラムを見つけたからと
いって
良い人や、
親切な人になる
必要はありません。
そういう偽善ではなく
人間ちゃーそうなんだ・と
心得ておくだけで
いいです。
もっというと、
そういう善悪を越えて
”自己”が存在しているのです、
本当はね。
これを理解するのは
なかなか難しいことで、
浅ーいところでしか人間を
見れない者に限って
すぐ安易に、
そういう善人の、いい人の自分を
設定しようとするし、
メシア症候群の人間は
すぐ他人を救いたがる。
そういうことじゃなくて
もっと深い処で
人間を見ていればいいんだと
思いますよ。
もともと知能の高い人間は
その分、人間の愚かさも、
よーく見えてしまい、
そのクダラナさに
幻滅を感じるものです。
しかし
それも大切な洞察力で、
人間の半分は
くだらないことばかりを
追いかけてるニンゲンかも
しれませんね・・・苦笑!
しかし
だからと言って
時に引きこもりをするのも
おおいに結構だし
人間関係の面倒さや
厄介さを
回避するのもいいですが、
でも
自分を閉じてしまわないで
扉を半開きくらいにしておいたら
どうですか…と
私は思います。
半分くらいは
優しい自分がいても
いいじゃないですか・・・と
思います。
人間がいきるのは
早々甘くないし
善人になって
全開きにしておくと
どうしようもない連中が
どんどんつけこんでくるし
そういう輩を排除するのにも
エネルギーがいるからね。
そういう人生の浪費が好きなら
いいけどサ!
いちばんいいのは
全開きしておいても
そういう輩が近寄れないような
人間になることです。
自分という大木が
堂々として立っていると
人はうかつには
近寄れない!
しかしそれには
自他の分離が
かなり完成されていないと
無理だし
自他の分離を完成していくには
親との決別が心理的にも、
感情的にお
身体的にも
出来ていないと
無理です。
それを成し遂げるには
ひとりの人間として
親をつきはなし、
徹底的に
親の良い点と悪い点とを
検証し
また自分に及ぼした親の影響や
親からバトンされ、
自分の心理を支配している事を
自分の内面の中で
整理し、
体と感情のダイナミズムをもって
自分から追い出す必要が
ある。
しかしこれには
時間とエネルギーと
そして
考察する知能、知力が必要です。
そして
自立していきようという
勇気と決意という
”志”が必要です。
まだまだ時代が貧しく
子どもが一人の労働力として
親から早く分離していた頃は
子は早く親から精神的にも
経済的にも自立しなければならず
故に親はこどもになど
かまっておられず
自他の分離は
ごく自然に行われていたが
現代のように豊かになり
子どもの独立の必然が
うすくなり、
また時間的には
母親に
暇ができると、
親と子の共依存や
母子密着がひどくなり
そうとうの年齢になっても
なかなか自他の分離がなされないで
生きている人間が
たくさんいます。
これが文明が進んだ代償として
今の時代、そして
次の時代の
大きな課題となるでしょう。
自他分離ができていない人間が
多いことは
能力の高い人間が
少なくなるという事ですからね。
まあー今もまさに
そういう時代に入ってますが・・・。
政治の世界など
まさにそうですね。
自他の分離がすすむと
他者と自分それぞれが
独立したものとして
心身ともに
感得できるから
高い地点から
俯瞰的に
世の中がみえてきます。
それは
より一層人間が抽象的に
見えてきますから、
足元の小競り合いには
興味がなくなり
個人的な
他人の事にはあまり
関心がいかなくなります。
またそれぞれを自立した者とみなす
徹底的な信頼があるため
よほどのことがない限り
他人には介入しない。
介入しないどころか
冷淡にですら
ある。
だからといって
その人間が閉じているのでは
ありません。
人間はそれぞれの”自分の能力”を
駆使していきることが
最良の事と知っているから
よけいな手出しはしないんです。
人間は
よほどのことがあり
自分が壊れそうな危機が
襲ってきたとき
その時に
人間に対する信頼を失った人間が
狂気の中へと入っていく。
そうでないにんげんは
かろうじて
人間の
掌の温かさを
身体中に思いだし
自分の受け皿になっている
人間の共存と共生のプログラムに
救われて、
自分を取り戻す!
人間が生きることは
それほど
厄介で
厳しいもので
まあーみんな
よく生きているなあーと
思います。
人間が深くなればなるほど
人間の
裏も
表も
見えてきて
そういう人生の深い機微の中を
誰もが頑張っている…という事に
安心し
共感し
そして
そこに
信頼の根拠をおいて
サー
我が道を
行く!
だと
思いますよ!
『伝心柱マガジン』もやっちょります。
よかったらどうぞ!
マガジンに参加してくれた新しい彼女の記事が
ありますよ!
● 最近、ブログを書くだけで精一杯で、ちょっと疲れてきたので
コメントンに関しては、お返事を書かないことにいたしました。
でも記入はご自由にどうぞ!
まだまだ空回りが多いので、冷静に整理と実行だー!(これも改めて感じました^^;)