シリーズ「残念なひとびと」・・・自分の”ほんとう”をそそぐ! |
読んでいるが、
半分近く読み終え、
アンデルセン30歳にして
てやっと
彼がが最初のおとぎ話
「火打ち箱」を書くところまできた。
14歳で故郷を飛び出してから
アンデルセンの
彷徨うことさまようこと!
歌手になろうとしたり
詩人や小説家になろうとして
野心満々なのだが
しかしそうは甘くない世の瀬と
そして
自分の内面と葛藤しながら
苦節16年でやっと彼は
自分の生涯の仕事へと
辿りつく。
彼の童話の展開は
これから読む中にあるが
しかし
仕事にしても、
創作にしても
それを小手先で工作している時は
ダメで
仕事や創作や制作の中に
自分の”ほんとう”が
そそぎこまれ
映し出され始めた時に
はじめて
”実り”への道が
始まる。
世の中の大多数
表面意識で生きており
自分のことも流していきていかないと
足止めを食うばかりでと
いうこともあろのだろうが、
だから、世の中というのは
表面的なこと
分かりやすいことには
一気に反応するが
深う、自分の内面の中を探す
あるいは
内面に向き合わざるをえないことに対しては
すこぶる鈍感です。
しかし、生き残ってゆくのは
内面深く掘り下げられたもので
表面的なものは次から次へと
消費され消えていく。
私自身64年生きてきて
表面的なものや
処世的工作を施したものが
いかに
力なく、
あっという間に
風化していうか
という事に対しては
確信が日々募る。
仕事も創作も人間関係も
社会の動静も
すべてそこに自分の”ほんとう”
自分の命が
注ぎこまれてこそ
それが実ってゆく。
そしてそれは自分が真実を
突きつけられて
動揺するかもしれない
リスクはあるが
それを越えていかなければ
話にならない。
そういう事を
ちゃんと子供や若者に
大人は教えているのだろうか・・?
教えてきたのだろうか・・?
自分の身に着けている外側の物など
吹けば飛ぶようなものなのに
内面を格闘することより
外面を着飾ることや
ブクブクの厚着で武装することや
こて先の口先の処世術で
あたかも
世渡りが出来るような
安易サばかりを
子どもに教えてきていないか・・・。
アンデルセンも
最下層の貧民として生まれ
16年の下積みというか
自分の身の程を痛いほど
知らしめられながら
青い鳥を探して世間をさまようが
やっとすべてのカギは
自分の中の”ほんとう”にあると
開眼してゆく。
”ほんとう”の事が
そこにそそぎこまれだしたとき
はじめてその対象に
命が芽吹いてくる。
それすべてのことに通じる真実だと
私はオモッイテいる。
その人間の”ほんとう”
人間の心の事は
人間の体を通して或いは
人間の呼吸を通して
また人間の中から発せられる
エネルギーや電気を通して
すべて
外へと映し出されてくる。
それは決して安直でもないし
いくら着飾り防衛して
ごまかそうとしても
ごまかせない。
ごまかしは一時したら
バレる。
そういう小手先の工作や
処世などせず
一途に
自分を生きることこそ
物事が成就してゆき
生きることが輝いてゆくことだと
私は伝えたい!
自分の命を
なににそそぎこむか
考えてほしいと
思っている。
そそぎこめば
そそぎこむほどに
その対象に命がやどって
輝くよ!
そうなるといいですね。
今日は写真の代わりに
わたなべいくこさんの絵を
ご紹介します。
しかし私は、貼り付け方を
知らないので
彼女のブログをリンクしておきます。
真正面から絵に立ち向かい
そこに自分をぶつけ
そそぎこむ
いーい絵だと
思います。

よかったらどうぞ!
マガジンに参加してくれた新しい彼女の記事が
ありますよ!
● 最近、ブログを書くだけで精一杯で、ちょっと疲れてきたので
コメントンに関しては、お返事を書かないことにいたしました。
でも記入はご自由にどうぞ!

私も、アンデルセンが大好きです。
子供の頃は、特に雪の女王ばかり読み返していました。
私のなかの‘ほんとう’を探してさまよいながら(笑)
今日も1日頑張ってきます!