シリーズ「残念なひとびと」・・・今から次へ何を考えるか・・。 |
不安だらけのものでした。
ずぶ濡れになって
波に襲われて財布や貴重品をなくし
またバスから降りたとたんに
自分の所持品をちゃんと持って降りたかどうか
記憶があいまいな自分に不安が募っている…という
ところで
目が覚めました。
そして右目上が頭痛する。。
まあ昨日「黄金伝説」を
居眠りしながら見たせいも
あると思いますが・・・笑!
自分の中にある潜在的な不安を
みんな見せてくれたなあーと
思います。
ヤレヤレと思いながら起きてきて
洗面し、紅茶を飲むために
お湯を沸し
雨戸をあけて
庭を見ているうちに
なんと恵まれた暮らしをしているのだろうと
こころが立ちあがって
きました。
私が子供の頃の
日本の貧しい暮らしに
比べたら
今の日本の暮らしは
王様の暮らしのように
思えます。
それでも私たちは不安になる。
なぜなんだろうねー?
先日の日曜日、
関口宏さんが司会ををしている
ニュースショウを見ていたら
幸福をテーマにしたある映画を切り口に
コメンティターの人々が口々に
今の日本の文明に対して批判していた。
それはそれとして
ちゃんと考えなければならないことで
彼らの意見も
もっともなのですが、
それを見ながら
私のこころに浮かんできたのは
「それでも、戦前の日本人は、
お国のために戦争にかりだされ、
人間が人間を殺す・・という事に無自覚だったのが
いまは、その愚かさに目覚め、
死にゆくこと(お国のために死ぬ)ことより
やっと、死ぬことより、
生きることのほうが
大切にされる時代に
なった。」
という言葉でした。
安易な文明批判や
進化、進歩に対して
反動的な否定に
走らないで
ほしいと
思い、
私の今には
私たちが獲得してきた
たいせつなものが
たくさん
詰まっている・・・と
その画面を見ながら
思いました。
私達の選択の集大成としてある
”今”を
批判しても否定しても
始まらない
”今”というのまぎれもなく
今を生きている私たちの選んだ結果であり
まずはしっかりそれを
受け止めることです。
私たちは自分のもっとも
ふさわしいところ
いつもいる・・・もんです。
つまり
その選らんできた中には
必然があり
その必然は
何があって、
何をめざしてきたのかを
検証しなければ
ならない。
この”今”の中にこそ
私たちの
”存在”の意味がある。・・と
私は思います。
今の文明と文化に
人間は何を克服しようとして
”今”を創ってきたのか。
人間どおしの殺戮や
国家の戦争の愚かしさを
満身創痍で痛いほど身に沁みて
平和を獲得した日本人の今を
その日本人が選択してきた
文明と文化の今を
見極めるひつようが
ある。
わたしたちはそれを
冷静にながめ
掛け違えたボタンをかけなおし
過去と
未来と
今と
そして人間の進化
を
どのように編集していくか?
そのために
自分達の向かおうとする
”人間の幸福のビジョン”を
しっかり
打ち立てることだと
思う。
そのためには
ちょっと飛躍的ですが、
人間が抱えている
潜在的な不安を
どう克服するか・・だと
私は思っています。
人間は潜在的にもっている不安が
その人間の行為を規定していきます。
人間の選択の裏にある
深層心理の不安を
どう克服していくか・・・。
まだまだ人間の内面を
見つめるひとの少ないこと。
またその方法を伝えることが
あまりできていないこと。
これは研究者や学者や専門家の
怠慢でもあるように
私は思います。
芸術や文学は、
もっと客観的に分析し
もっと前衛的な表現を
してほしいです。
そして
大衆の中に入り
大衆を巻き込んで
表現してほしいです。
漱石や
ピカソや
ベートーベンを
超える
人間観がでてきて
ほしい。
いうなれば
選民意識や
傍観者の位置から
おりることだと
思います。
しかしそれでも
人間の内面を追求し研究する学問は
以前に比べれば
はるかに進歩しています。
自分の内面に潜む不安の正体
不安の種を
見つけだし
克服するひとが
ひとりでも多くなることを
私は願っています。
そして自分の中の不安も
実は自分が造りだしている
思い込みだということ。
人間の欲や欲望の裏には
不安がこびりついていること。
勿論
政治や経済の裏にも
ビジネスの裏にも
消費行動の裏にも
です。
不安がこびりついた人間の心理を
解明し
分かりやすく説明し
そして平和も
平安も
それを人間が手にいれるには
克服するには
どうしたらいいか・・・!
それが、
これからの時代がめざす、
の幸福のビジョンのベースになればいいなーと
思います。
『伝心柱マガジン』もやっちょります。
よかったらどうぞ!
マガジンに参加してくれた新しい彼女の記事が
ありますよ!
● 最近、ブログを書くだけで精一杯で、ちょっと疲れてきたので
コメントンに関しては、お返事を書かないことにいたしました。
でも記入はご自由にどうぞ!