こんな風に生きたいなあー! |
ドキュメンタリーの映像作家でもあり
映画監督でもある
”能勢広”さんからDVDが
送られてきた。
こういうものの操作を私が一切できないので
娘の手が空いたときに
時間をたっぷりと取ってみました。
いいですねえー!
こんな風に生きたいなあーと
深い感銘を受けました。
以前能勢さんから
ふたりのおじいちゃんのことを
何年も追い続けて撮っている・・という話は
伺っておりましたが
その記録映画が完成したのです。
題は「流れ」です。
神奈川県中津川へ
カワセミの映像を撮りに行った能勢さんは
偶然、そこでコツコツと
独自に活動をしていた
ふたりのおじいちゃんに
出遭います。
一人は吉江啓蔵さんという方で
絶滅寸前の
”カワラノギク”という
愛らしい野草の菊の花の
種を採取して苗にそだてては
河原へと移植して
なんとかその花の絶滅を
防ごうとしておられる。
能勢さんが知り合った当時は
たった一人
誰にも知られることなく
吉江さんはコツコツと
そのことをやっておられた。
台風や異常気象の中で
何度も絶えそうになる
”カワラノギク”のために
炎天下のなか
二日に一度は水やりを
枯れそうになっている
苗を植え替えたりと
大変手間のいることを
忍耐と努力を
注ぎこみながらやっておられる
勿論無償の行為です。
もう一人の方は
中津川に棲む、
”水棲昆虫”の調査と記録を
これまたコツコツと続けておられる
斉藤和一さん!
斉藤さんは40年前に
”オオナガレトビケラ”という
水棲昆虫を発見されて学会発表をされ
ずっと40年間も
独自で調査と記録をされている。
しかし中津川の上流にできた
宮ケ瀬ダムのせいで
水棲昆虫の生態系が
どんどん狂いはじめていることからも
心を痛めがらも
ずーっと続けておられる。
そのお二人の姿を
能勢さんが
11年も追い続けて
カメラに収めてきたということも
私は素晴らしいなあーと
思います。
ほんとうはお伝えしたい
感動的な映画の内容も
びっくりするような
また奇跡的なことも
あるのですが、
それはこれからの上映活動の中で
是非
見ていただければと
思います。
ただ
生き方として
このお二人が
誰にも知られることなく
大上段に構えず、
ことさらそれをアピールすることもなく
ごく当たり前のように
その日常があり
淡々と
ご自分の愛する”いきもの”への
共感と愛情を注がれていること。
その姿が
素敵だなあーと
思うのです。
私はボランティアという言葉が
あまり好きではありません。
きっと
このお二人も
ボランティアというより
ご自分の好きなもの
愛するものへ
ひたすら自分を
注いでいる・・・のだろうと
思います。
無欲にね・・。
常々
そういう生き方を
したいなあーと
思っていた私に
いきなり
素晴らしいお手本が顕れて
ほんとに
嬉しく
感銘しました。
そしてさらに
出遭ったときから
ずーっとカメラで追い続けた
能勢さんの
まなざしも
素敵です!
もう80を越えられた
お二人のおじいちゃん・・・。
更に
お元気でと
お祈りしています。

やってます。よかったら
どうぞ!
・ 最近、ブログを書くだけで精一杯で、ちょっと疲れてきたので
コメントンに関しては、お返事を書かないことにいたしました。
でも記入はご自由にどうぞ!
貴重なお時間の中で、視聴して頂き 誠にありがとうございました。11年間、気長に無理なく撮影を行っておりましたら、いつの間にか完成しておりました。まあ、一緒にやった監督の方が最期の編集は大変だったようですが。
この「流」、今年の科学技術映像祭にて、文部科学大臣賞を受賞しまして、今月中旬には記者発表があります。
5月から10月頃まで、全国での巡回上映と、NHKでの放送が予定されておりますので、ぜひお知り合いの方々に見て下されば幸いと思います。
主人公のお二人の応援もそうですが、実はこの年代の方々は、皆 同じように戦後の復興を担う仕事をしていた方々だったと思います。そういう我々の先輩に対して、ありがとうございましたという、賛辞の意味も込めて この作品を制作致しました。
これからも、70代、80代の方々、吉江さん、斎藤さんの応援を宜しくお願い申し上げます。
いつも、本当にありがとうございます。
東京での上映は、4月19日 午後1時より、科学技術館 サイエンスホールで行います。
5月6日 午後1時より、神奈川県愛川町文化会館でも上映会があります。
お近くの方、お時間ございましたら、ぜひお越し下さい!
はしら様、いつもお世話になります。今度、是非 お茶でもご一緒出来れば幸いです。

