母子密着、父子密着 の親たちへ・・・心をとかして・・・。 |
それに苦しんでいる若いお嬢さんから
親は変わらないという絶望のなか
帰るところがない自分は
どうすればいいか・・という
メールを貰いました。
ほんとねー。
くるしいねえー。
でも親を責めるつもりはない
でも
自分が苦しいという事を伝えて
できたら
昨日のブログを読んでもらえるように
働きかけて御覧なさい…という風に
お答えしました。
絶望しないで
少しずつでもいいから
親の扉がひらくように
ノックする。
ノックしても
親によっては
「私だってそうだったんだから・・・!」と
いなおったり
突き返したりする人も
います。
しかし
そういう親に考えてほしいのは
確かに親も
そんなつもりで
育てた覚えはないでしょうし
私なども
カウンセリングを勉強しなければ
子どもが親の心理支配で
こんなに苦しんでいるのか・・・とは
わからなかったでしょう。
そしてこれほど
脳科学や認知科学が進歩していなかったら
幼児期に形成された心理というものが
じーっとその人間のこころを
支配してしまい
その心理的な障害が
なかなか取れないこと。
それを乗り越えるには
自分の脳の中に刷りこまれてしまった
ネガティブに心理支配する親を
退治しなければ
深層心理にあるそれに
苦しめられ続けることも
理解できなかったと
思います。
そして
たしかに
過去を通して
親自身もその親からまたその前の親から
連綿とバトンされて来て
その被害者かもしれません。
しかし
今の子供たちや若者は
以前
少なくとも
今の親たちがこどもであった頃に比べ
格段に自由を奪われ
親の監視、管理下に
置かれ
昔とは比較にならないくらい
親からの干渉と心理支配を
受けています。
その密度の濃さは
比較にならないです。
例えば
私の子供の頃と言えば
子どもたちは夕方まで
群れをなして遊び
宿題も少なく
私は中学に入り中間、期末という
定期試験の時だけ
一夜漬けの勉強をしたくらいで
高校入試が迫るまで
ほとんど
勉強をした・・・という覚えが
ありません。
マー、中学も三分の一くらいは
就職していた時代ですから
古すぎると言われれば
そうかもしれませんが、
それでも
今の子供の
学校からかえったら
塾と習い事
そして受験、受験の生活の中で
神経をすり減らし
ストレス満杯でしょう。
昔みたいに親が忙しくて
子どもなんかに
かまっちゃーいられないと
いうのではなく
子どもの生活全般に
親の目が
行き届きすぎ
親と子の距離が
ほとんどない状態で
親に干渉され
指示や命令を受ける子供が
神経症になるのも
無理がないです。
昔に比べ若者の中に
鬱や神経症の薬の服用者が
増えていることが
痛々しいです。
勿論時代的に
日本の上昇景気のなかの
残業や滅私奉公の中で
父親がいても
いつも
不在の家庭で
お母さんと子供が
孤独の中で生きていたなど
いい学校いい大学
いい会社という
おかしな教育幻想の中で
親の中のコンプレックスが
いたずらに刺激されたなどの
その他
いろんな時代の病理も
あり、
親にしてみれば
私だってと
言いたいことは百も二百も
あると思いますが
でも
子どもが
痛んでいることに
眼差しを向けて
まずは
とにかく
子どもを
救い出すことを
考えてほしいのです。
もしそこに抵抗感や
受け入れたくない気持ちが
あるなら
その人は
確信犯ですよ・・・。
自分の中に
思い当たることや
後ろめたさがあると
人間は
抵抗したり
怒ったり
受け入れを拒否するという
反応を
おこします。
逆に
あゝー知らないでいて
すまなかったなあーと
いうなら
それはほんとうに
そうなんでしょう。
でも
わかったからには
親として
努力してほしいです。
そして
親も子も
救われるために
親と子という
この世での
たった一本の絆を
取り戻すために
親は自分の頑なな心を
なんとか
溶かして
子に向き合ってほしいです。
率直
素直に
子どもと向き合い
ひつようなら
ごめんねと
和解し
そこから
親も
子も
それぞれが
一人の独特なる自分として
分離し
自立する努力を
重ねてほしいです。
人間て
むずかしいです。
まさか
そうなるとはおもっても
みなかった・・・ということが
おこります。
でもずーっと時間が経って
振り返ったとき
あの時
もーー
抵抗する自分を
ねじ伏せて
子どもの苦境を救ったことが
どんなに
よかったかと
思うと思いますよ。
きっと
そうなると
思います。
そうなると
いいね!
『伝心柱マガジン』も
やってます。よかったら
どうぞ!
・ 最近、ブログを書くだけで精一杯で、ちょっと疲れてきたので
コメントンに関しては、お返事を書かないことにいたしました。
でも記入はご自由にどうぞ!
自分もそう願い、祈りたいと思います。
親子なれど個々の個性ある人間。
難しいですね。
野の百合のように、小さな小鳥のように・・・