シリーズ・ ”風のエッセイ!” |
書く尽した感があるから
これからは
そよそよと吹いてくる風のような
エッセイをかきたいなあーと
思う。
でも朝起きたら喉が痛くで
鼻水が出るから
どうやら
風邪をひいたらしい!
水道で鼻うがいをして
ヨードチンキで
喉うがいをして
トローチを舐めました。
小金井に棲んでいる息子のとこへ
決算関係の書類を届けて
家に帰ってからはずーっと
さっきまで
寝ていました。
風シリーズのトップとして
書きたいなあーという事があり
ずっと温めていたのですが
熱を測ったら36.9度なので
まあ
書きましょう。
いつも寝る前に見る絵本があります。
絵本を読むのではなく
その扉の絵と
最後の絵を
寝る前にじーっと見ていると
こころが
癒されて
いやされてねー!
ほっ・・と
自分の世界に包まれます。
扉の絵がこれで
終わりの絵が
これです。
物語はチェコスロバキアに伝わる民話で
「12の月たち」(偕成社)
文、絵とも”出久根 育”さんです。
物語の内容はあまり関係なく
ただただこの絵に
惹かれるのです。
真冬の雪のふぶく中を
水汲みして家に入ろうとする
少女
そして冬が終わり
青い針葉樹が一面の中を
水汲みに出かける少女。
そしてこれが表紙の絵で
少女はスミレの花束を
抱えています。
どうしてこれらの絵が
私の心の中をいやすのかは
わかりません。
黙々と働く女性
厳しい冬の中を
水汲みに出かける女性の中に
もしかしたら
私は自分と同じものを
感じているのかもしれない。
季節が変わっても
でも
水を汲んで
働く女の子
この二枚の絵の中に
深い静寂と祈りを
感じます。
こんな風に
淡々と生きていきたい!
手先がかじかみ
ほっぺが真っ赤だけれど
この農婦の女の子の
なんてすてきなんでしょう。
身つけている
粗末な洋服も
被っているネッカチーフもね・・・。
私の
ワタシダケシカシラナイ
たいせつな世界です。
『伝心柱マガジン』