シリーズ”風のエッセイ” |
でも
37,5度くらいの発熱で
鼻うがいと喉のうがいを何回も
やりましたら、
今日は36,7までさがりましたが
まだ体から熱ぬけてない感じです。
昨日は自分の中には
自分だけしかわからない
たいせつな世界があることを
書きました。
それは私だけでなく
だれもが
そういう世界をもっています。
しかし自他の分離が出来ていない人は
それを感覚的に理解することが出来ず
他人も自分と同じだと
勘違いして生きてます。
時にそれは
他人の大切な世界へ土足で踏み込んだり
自分にとってはガラクタや
価値のないものでも
その人にとっては
とても大切でかけがえのないものなのだ・・・ということを
理解できず
否定したり
踏み潰したりしてしまいます。
つまりいつも
自分と他人が一体化していないと
気がすまず
他者の中に自分の理解でいないものを
見つけると不安でしょうがないのですね。
人間はそれぞれがまったく
”べつもの”です。
他者を大切にするということは
他人に気をつかったり
親切に面倒をみるということでは
アリマセン。
自分ちは全く異質の世界が
他者の中にある・・という事を理解し
その他者の中にあるものを
大切にしてあげるということです。
それはそっとしておくとか
ほおっておく
時に見ないふりをする・・という
他者を”まるごと”認め
包み込むということだと
思います。
自他の分離の名人級になると
寂しい・・・ということが
なくなります。
それは
他者も他者で完結しており
自分も自分で完結していくからです。
自分と言うかけがえのない世界があるように
他者もかけがえのない世界を生きている・・・という
大いなる共感溢れる
世界です。
『伝心柱マガジン』