コメントの質問にお答えします。 |
受けいれるには
どうしたらいいか・・・。』
この質問にお答えします。
〇 感情はお掃除(「退治)しないと
捨てられません!
自分のなかに抱えこんだ
憎しみの感情の原因は
じぶんが憎んでいる人たちから
今の貴女が
・脅かされている
・否定されている
・自分の生きることを邪魔されている
・自分が受けいれてもらえない
などなど
その人間が
自分の人生の前に
壁のように立ちはだかっているからです。
つまりずーっとその人たちが
貴女の
”こころの中”に
居座って
貴女を邪魔しているからです。
だからその人々を
退治する必要があります。
退治するとは
貴女の
こころの中から
追っ払う・・・ということです。
貴女の心のなかにしこっている
彼らの行為
彼らの言葉
彼らから受けた強い感情を
貴女の心から
外に出して
退治する。
つまり
すべては
貴女が
解決しないで
内向させてしまった
感情が
山やアルプスのようになって
貴女を
脅かしているからです。
なぜ貴女はそれらの感情を
解決できなかったか・・・。
つまり
貴女を
襲ってくる、それらの人々に対して
おさない貴女は
とても恐ろしくてかなわず
彼らと闘う事も
反撃して
彼らを
蹴散らすこと出来なかった
為に
ひたすら
がまんしたり
反撃の言葉を呑み込んだり
逃げたりした
弱い自分が
大人になっても
そののまま
心のなかにのこっていて
いまだに
彼らを退治できていないからです。
子どもの頃には
恐ろしいと思ったそれらの人間達も
大人になった貴女にとっては
それほど恐ろしいハズはないのに
しかし
こどもの頃に思い込んでしまった
その恐怖や怯えが
今も
貴女の心を支配しているからです。
憎しみの底には
自分の無力感があります。
だから憎しみの感情を
取り除くには
無力ではない自分を
取り戻す必要が
あります。
そしてもう一つ大切なことは
その憎しみの感情は
貴女のからだをも
支配していますから
いくら
頭で考えて、それを捨てようとしても
ダメなんですよ。
それは心からも
身体からも
追い出す…叩きださないとね!
まず、
じぶんが憎んでいるひとと
対決する
覚悟を
決めること。
この
覚悟を決める・・という事は
心理的に
とても強い力を
発揮します。
そしたら
カウンセリングを受けて
じぶんがため込んだ
憎しみの事を
すべて言葉にして
吐き出すことです。
ただ最近は、
おかしなカウンセリングルームとか
セラピールームとかもたくさんあって
法外なお金を取られることもありますから
もし
それができない場合は
以前書きました
”共依存”シリーズのなかにある
”共依存からの脱出ワーク”を
やってみてください。
貴女が憎しみを持つ人間の顔を
思い出して
その人間を退治する代わりに
段ボール箱を叩いてください。
なぜ段ボール箱を叩くかというと
貴女が被害を受けたときの
”感情の臨場感”を持って
心からも
身体からも
追い出さないと
ダメなんですね。
つまり
貴女の感情がしこっている
身体の中から
彼らを追い出さないと
ダメなんですよ。
だから
段ボールを叩きながら
その手ごたえを感じながら
そして
あの時言いたかったことを
すべてを
感情とともに
吐き出す。
もう一つの効果は
貴女が
怖れ怯えていた相手を
叩くことによって
貴女の心のなかにあった
相手に対する恐怖や怯えが
取り除かれて
いきます。
そして更に
貴女本来が持っている
しかし
貴女の無意識に押し込められていた
貴女の強さを
引きだしていきます。
つまり
貴女が
闘うことができず
反撃することが出来なかったために
貴女の心をおおきく
蔽ってしまった
相手からの
恐怖を
叩くことによって
退治し
貴女の心の中の恐怖を
克服していくことが
出来ます。
カウンセラーが誘導しないと
なかなか
感情が出てこなかったり
怯えたりして
段ボール箱が叩けないこともありますが
それでも
からだを使って
感情と言葉を吐きだすだけでも
貴女の中の憎しみは
少しずつ消えてゆくでしょう。
しかしことわっておきますが
すべての憎しみにが
消えるということは
ありません。
段ボールワークによって
身体のなかに
沁みこんでしまった
憎しみの感情の
おおきなものは
取れるでしょうが
しかし
貴女の受けた傷、
星の数ほどもありそうな
心の傷が
あるはずですから、
それは日々の中で
見つけたら
これはいらない・・・と
捨ててください。
その時の有効な方法は
私が「朝の祈りのノート}と名付けている
方法です。
朝、誰もいないときに
ノートに
「私の中の憎しみを取りのぞいてください」と
書き、祈ります。
書くという体を使った行為も
祈るという
自分の心と体が一つになる行為も
脳にとっては
とても有効です。
そして自意識
つまり
自分で取り除こうとしないで
自分の無意識のなかにある
「大いなる命の働き」に
お願いするのです。
そうして
コツコツと
自己暗示をかけていくうちに
少しずつ
意識が変わってきます。
でも
これも
時間をかけて
コツコツという努力がひつようです。
最後にもうひとつ
とても
重要なこと。
自分の感情に捉われてしまい
そのことばかりに
心を巡らしてしまうことの
裏には
本当は
自分が直面しなければならない
”今”起きている
現実的な問題から
逃避している可能性が
あります。
貴女が今、ほんとうは
取り組まなければならない問題
今、
解決しなければならない問題へ
眼を向けることが嫌で
無意識にそれから目をそらして
自分の過去の感情、すなわち
憎しみに感情に
自分の心を
注ぎこんでいる可能性も
あります。
それはなにか…考えてみてください。
感情を捨てるなんてことは
とても難しいことで
そんなに簡単にできることではアリマセン。
特に体に沁みこんでしまったものは
なかなか取れません。
また
受けいれる・・という事も
人間は
そのことに
おびやかされなくなったら
受けれることが
出来るのであり
受けいれようと
いくら頭で
思っても
それは一時的なもので
またすぐに
もとにもどります。
まず
自分のなかに起きる恐怖や不安や怯えを
ためつすがめつ眺めて
考えて
正体を
きちんと見極めること。
その感情を自分に植えつけた人間を
退治すること。
その人間をこころの中から
追っ払う!!
蹴っ飛ばす!!
相手のイメージを浮かべて
イメージの中で
ぶっ叩く
蹴っ飛ばすのも
いいです・・・笑!
そして、その恐怖も怯えも不安も
”過去の自分”が
思い込んだもので
たいしたことはない・・と
”今の自分”が
見極めたときに
はじめて
すーっと受けいれられる
ものです。
さて
質問の答えになりましたかどうか・・・!!
退治できると
いいですね。

